微妙な英語表現の違いを抑えましょう。   0009 | 英語を学びつづけるノート

微妙な英語表現の違いを抑えましょう。   0009


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微妙な英語表現の違いを抑えましょう。 
5セット、10センテンスです。          (*^-^)

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Let's go drinking.
Let's have a drink.


①和訳 → 酔っ払いに行こうぜ。
②和訳 → 飲もうぜ。    


"go drinking."は「飲みに行って酔っ払う」ことを意味しています。
"Let's go drinking."と言うと、酔っ払うことが第一の目的のように聞こえます。
飲みながら会話することが目的で誘う場合は、"Let's have a drink."
といいます。
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I'll drink to that.      
I'll have a drink.       


③和訳 → それは賛成だよ。
④和訳 → 何か飲もうかな。      


"I'll drink to that."は、アメリカ口語で「同感です」「賛成だ」「そのとおりだ」
といった意味の表現です。"I fully agree."などと同じ意味になります。
"I'll have a drink."は文字通り、「何か飲み物をもらうかな」「飲もうかな」となります。
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Go ahead , drink it up.
Go ahead , drink it down.


⑤和訳 → さぁ、どんどん飲みましょう。
⑥和訳 → さぁ、全部お飲みなさい。


"drink it up."は「飲み干してしまえ」というくらいの勢いでお酒を飲むことをさしています。
一つ目の文は、「ご存分に」というニュアンスを含んだ、かなりカジュアルな表現です。
一方、"drink it down."は「飲み下す、飲み込む」ことです。
お母さんが、子供に薬を飲ませる時などに使います。
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Please drop in.
Please drop by.    


⑦和訳 → いつでも訪ねて来てください。
⑧和訳 → いつでも立ち寄ってください。


どちらも「いつでも訪ねて来てください」と言っていますが、
この二つの文には、微妙なニュアンスの違いがあります。
"drop in"は「ひょっこり訪れる」「ちょっと顔を出す」といった意味で、
"Please drop in"は「いつでも会いにきてください」というニュアンス。
"drop by"は「ちょっと立ち寄る」の意で、"Please drop by."は、
「近くにいらした時には、ぜひ立ち寄ってください」というニュアンスになります。
"How do you do this ?"は、単に何かのやり方を尋ねています。
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I dropped him.
I dropped him off.   


⑨和訳 → 私は彼をふった。
⑩和訳 → 私は彼を(車から)降ろした。


"drop"には、「関係を絶つ」「別れる」といった意味があり、"I dropped him."で、
「私は彼をふった」といったニュアンスになります。
一方の"drop ~ off"は、「(人や物を車から)降ろす」の意味で、
彼のしたことが好ましくないことがわかります。
"I dropped him off."というと「彼を車から降ろしました」といったニュアンスになります。
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今日は、これでオシマイです。