【再投稿】第一志望のちがい 高校受験では | 大阪府松原市の進学塾 Learning Base

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おはようございます。

 

今年に入ってProduce 101 Japanの仕組みを知った中の人です。

営業時間中に放送されている番組やネット配信には本当に疎くなりました。

小学生に「◯◯っていう番組知ってる?」と聞かれても、答えられない自信があります・・・

 

中の人が中高生とアイドル関係の話ができるかどうかは、Venue101が基準です。

毎週土曜日は帰宅後にVenue101で勉強しています。#晩ごはんのお供

高校生の頃は、CDを買ったことなくてもAKB48メンバー全員の名前を言えた面影は今はもう・・・

 

 

本日は過去記事の加筆修正記事になります。

私立高校への出願も終わり、本格的に受験する公立高校を選ぶ時期になっています。

 

この記事は公開日が10月7日ですが、この時期になると記事内容が現実味を帯びているはずです。

松原市では地域事情も相まって、合格点までの距離が知っている距離感じゃないと感じている子も多いと思います。

 

 

 

ーーーーここからは10月7日の記事になりますーーー

 

 

本日は高校受験も大学受験も、そろそろ志望校が定まってきた頃だと思いますので、第一志望という言葉についてです。

大学受験と高校受験は受験できる学校の数が全く違う上に、受験の性質も違います。

ですので、本日は高校受験の第一志望についてになります。

 

 

個人的に子どもたちが言葉にする第一志望には大きく分けて4パターンあると思っています。

 

①「自分で決めた」が理由の、現状より上の志望校

②「自分で決めた」が理由の、現状ぐらいの安全な志望校

③「他者に勧められた」が理由の、現状より上の志望校

④「他者に勧められた」が理由の、現状ぐらいの安全な志望校

 

 

塾講師は子どもたちがどのテンションで第一志望と言っているか、なんとなく感じ取ることができます。

そして、そのテンションが少しずつ変化しているかどうかも感じ取ることができます。

 

 

①②受験が自分事になっている状態③④受験が他人事になっている状態です。

それぞれの特徴と伸びる感じなどを、個人的な経験則で書かせていただきます。(合格可能性などは、たぶん読者様の想像通りです。)

 

松原市内において中学3年生4月の第一志望校に合格する子は、超個人的経験則によると、多くないです。

高校の偏差値が全てではないので、高校見学に行って感じた空気で志望校を変えることもあると思いますが、基本的には4月の第一志望よりも学力ランクを下げる子が多いです。

 

これは地域事情が大きく関わっていると思っています。

地域的に学校の定期テストや実力テストが難しくないので、高校受験における自分の立ち位置が正確に把握できていないことも大きく影響しているはずです。

上位を目指すにつれ学校での立ち位置受験での立ち位置に乖離が生じるので、五ツ木模試など何かしらの目安は必要です。

 

個人的には部活動などで志望校を選ぶ場合も、勉強が部活動に変わるだけだと思っています。

ここからは①②について書いていきます。③④は読者様の想像通りだと思いますので、詳細は割愛させていただきます。

 

 

①自分で決めたが理由の、現状より上の志望校

 

定期テストや五ツ木模試などで学力が急激に伸びる子は、このタイプです。

ハイレベルな内容に挑戦しても、持っている熱量で吸収できるまで努力ができます。

勉強内容に関係なく「自分のために必要」という内発的動機があるので、乗り越えることができます。

質問の角度や精度、知に対する貪欲さなど、「このままいけば合格するやろな」と思える空気を纏っています。

 

自分で課題設定をしつつ、期限を決めて苦手を克服できる子が多いです。

定期テストや模試などの結果が、こちらの予想と一致することが多いので安心して受験校を勧めることができます。

 

本当にありがたいことに、Leanring Baseではこのタイプの子どもたちが多いです。

ですので、塾の雰囲気は開校当初から良い意味でピリッとしています。

Learning Baseの空気感がしんどい子もいると思いますが、頑張りたい子には良い空気感です。

 

 

②自分で決めたが理由の、現状ぐらいの安全な志望校

 

このタイプは、さらに2タイプに分かれると思っています。

余裕を持ちたいから現状維持に満足しないタイプ。

もう一つは、現状で満足して維持しようとするタイプです。

 

前者は良い意味で焦りを持てるので、余裕を持って志望校に合格します。「現状で大丈夫やから、志望校上げる?」と聞いても志望校を上げることはないですが、「学習内容の水準を上げても良い?」と聞くと、「それは上げてください」と答えが返ってきます。

 

ここで、「今のままで大丈夫です。」と答えが返ってくるのが後者です。

 

「現状維持で志望校に合格しよう」と思っている受験生は、1月ごろに志望校を変更したほうがいい状況、もしくは特攻気味の受験になる可能性が高いです。

その子としては現状維持していても、周りが努力しているので相対的に下がっていきます。このあたりが中学生には、感じ取ることが難しいと思います。

特に松原市内では、子どもたちが思っているよりも大阪府公立入試は難しいです。

 

そして、このタイプ(前者)は志望校を学力以外の物差しで決める子が多いです。

家から近いや部活動が盛んなど、学力以外の何かで志望校を決めるときが多いです。

そして、各高校で進学実績を作っているのはこのタイプの子達であり、指定校推薦を狙って勝負するのもこのタイプの子だと思います。

 

良い意味でマイペースなので、どの高校に入学しても、その先の進路は自分の力で切り拓けると思います。

 

 

③④は途中で志望校を変更することに抵抗が小さいので、成績の伸びがゆるやかになる傾向が強いです。

大学受験になると①と②前者しか志望校に合格の可能性がないと思います。それぐらいの勉強量と質が求められます。

 

 

志望校という言葉一つでも、子どもたちの言葉には違いがあります。

調査書などに志望校名を書く際は一呼吸置いてから書くなど、子どもたちを見ていると①や②前者には共通点があります。

 

 

③や④タイプの中学1年生・2年生は、今からの生活で少しずつ変化していくと思います。

変化する理由は、プラスのきっかけもあればマイナスのきっかけもあると思います。

オープンキャンパスや部活動体験などは、1つのきっかけになるはずです。

 

①や②前者になるためには、いっぱい失敗して、何度も立ち上がる経験は必要です。

中学1年生・2年生は、まだまだ失敗できる時期なので、失敗できる環境が身の回りにあればいいなと思います。

個人的にはマイナスの動機も結構大事だと思っています。#大学受験の契機は高2のクリスマス

 

 

本日は以上になります。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

『Learning Base』

大阪府松原市にある進学塾。

開校時は高校受験のみの塾でしたが、卒塾生から「このまま大学受験までお願いしたい」というご要望があり、今は高校受験からの継続のみ大学受験にも対応しています。

代表ひとりで運営する小さな塾ですが、高校受験では天王寺高校や生野高校の合格、大学受験では同志社大学や関西大学合格などの進学実績があります。

C問題の8割保証になる英検2級も、開校5年で中学生合格率は100%(6人/6人)

 

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