朝晩の気温が過ごしやすいを通り越して、少し肌寒いと思ってる中の人です。
気温の変化が激しいので、受験生は特に体調管理に気をつけてください。
近隣の中学校・高校でもインフルエンザが流行しているようです。
本日は五ツ木模試の返却後に確認していただきたい数字とお子様の状態、五ツ木書房のホームページにある資料についての内容です。
多くの中学3年生は初めての五ツ木模試だと思うので、判定に一喜一憂するのではなく、しっかりと現実を見て、目標を達成するために何をすればいいか考えてください。
保護者様も、判定が悪いからといって第一志望を目指すのを諦める時期ではないので、通われている塾などに相談するようにしてください。
判定を基準に子どもを焦らせるような声がけは控えていただけると幸いです。(頑張っても結果が出てないときのお子様の気持ちだけで、マイナスの現実は十分だと思います。)
以前の五ツ木模試の記事をご覧になってない方は、一読していただけると幸いです。
個人成績表には学校順位は記載されませんが、塾用資料には学年順位が記載されています。ちなみにですが、松原市で五ツ木模試の学年順位が真ん中だと偏差値45~46ぐらいです。(五ツ木模試受験している生徒は学校の中でも上位のはずなので、定期テスト平均点の偏差値は43~44ぐらいだと思います。)
本日の記事は大きく分けると2点に分かれますので、それぞれについて書かせていただきます。これからの実力テストのやり直しも同じなので、参考にしていただければ幸いです。
①第一志望正答率が高い問題のみやり直し
一番重要なことはこれです。逆に、これができているなら五ツ木模試のやり直しは終わりです。
五ツ木模試から2週間ほど経過しているので、解答解説を見ることなく問題の解き直しをします。
もしできるようになっているなら、ここ2週間の勉強は間違ってないです。
ここで出来ない場合は相当まずい状態です。五ツ木模試を当日に自己採点し、弱点になっているであろう単元は分かっているはずです。実力テスト直前のこの時期に、弱点だと分かっている単元の補強をしていないのは、受験生としては厳しいです。
やり直しをする基準は、得意科目・普通科目・苦手科目で分けます。
得意科目は35%以上、普通科目は45%以上、苦手科目は55%以上が目安です。基本的に第一志望正答率45%以上が全問正解していると、判定はB~C判定になるはずです。
難しい問題を見極める練習も必要なので、みんなが間違っている問題や落としても大丈夫な問題がどのような問題なのかも正答率から把握するようにしてください。
間違っている問題で正答率40〜45%の問題を「これならできそう」と思えるなら、志望校を1ランク上げても大丈夫です。逆に、第一志望正答率が50%以上の問題を1問でも難しいと感じるなら、志望校を下げるべきだと思います。
お住まいの地域によりますが、判定で志望校を変える判断がないようにしてください。
松原市などもそうですが、そもそも定期テストなどで触れている問題の質が違うので、五ツ木模試で落とすことはよくあります。
これから実力テストや過去問に取り組むことで慣れていくことはできるので、第一志望正答率とそこに対する感覚で第一志望を決めるようにしてください。
②やり直しした問題の点数を加算して偏差値を再算出
①で行った間違い直し後、その問題の点数を加算して偏差値を再算出してください。偏差値は成績表に同封されている下記の冊子に書かれているので、該当ページから算出することができます。
偏差値の再算出は取らぬ狸の皮算用かもしれませんが、「思ったより偏差値上げるの簡単そう」や「志望校まで届くかも」と子どもたちが思えるので、結構大切なことです。
今までしっかりと勉強してきた子なら、上記のような感想を抱くはずです。
もう1点、確認が必要な情報があります。
上記の冊子表紙に書かれているログイン情報から、下記のサイトにログインしてください。
https://www.itsuki-s.co.jp/test/moshiato/login.html
このサイトに志望校別の分布グラフがあります。
ここで再算出した偏差値がどの順位ぐらいなのかを把握してください。
9月の五ツ木模試は馬◯教室の生徒全員が受験している訳ではないので、文理学科を目指す場合は上位100以内に位置できるか確認してください。
11月は順位が下がる可能性が高いので、9月で上位100以内に位置できるぐらいであれば十分だと思います。
ここまでの努力量や熱量にもよりますが、松原市内でLearning Baseに来ている子であればやり直しで100位以内に位置できれば十分合格できる位置に居ます。
このやり直し後の位置も、志望校を変更するかどうかの根拠になるものです。
現状の判定というよりは、これから到達できるかどうかが大切なので、何度も申し上げますが、判定で一喜一憂しないようにしてください。
以上がLearning Baseで五ツ木模試返却の際にしていることになります。
ここまで模試のやり直しをしっかりしている塾も多くはないと思います。中学生でなんとなく模試のやり直しはこうやると知っていると、高校生になってからの模試の意味の変わってくると思います。
本日は以上になります。
お読みいただき、ありがとうございました。
『Learning Base』
大阪府松原市にある進学塾。
開校時は高校受験のみの塾でしたが、卒塾生から「このまま大学受験までお願いしたい」というご要望があり、今は高校受験からの継続のみ大学受験にも対応しています。
代表ひとりで運営する小さな塾ですが、高校受験では天王寺高校や生野高校の合格、大学受験では同志社大学や関西大学合格などの進学実績があります。
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