1.有形固定資産の取得
取得形態別にまとめると以下のような全体像となる。
ひとつずつ仕訳の形を追っていく。
・通常の購入:機械装置を8000で取得、代金は掛、据付費等の付随費用500を小切手で支払
(借)機械 8500 (貸)未払金 8000、当座預金 500
・一括購入:建物付土地を一括して15000で購入、代金は約束手形を振り出して支払った。土地の時価は9000、建物の時価は4500である。
(借)建物 5000、土地 10000 (貸)支払手形 15000
※普通に按分
・自家建設
有形固定資産を自家建設した場合は、適正な原価計算基準に従って算定した金額を取得原価とする。ただし、?建設に要する借り入れ資本の利子で、且つ?稼動前の期間に属するものは取得原価に算入することができる。
?[資料]
期首H21.1.1から着工した自社建物が期中において完成し、翌日より使用を開始した。当該建物の製造原価の内訳は、材料費20,000、労務費15,000および経費10,000である。
(借)建物 45000 (貸)材料費 20000、労務費 15000、経費 10000
?[資料]
期首H21.1.1から着工した自社建物が期末において未完成のままである。当該建物の製造原価の内訳は、材料費20,000、労務費15,000および経費10,000である。
(借)建設仮勘定 45000 (貸)材料費 20000、労務費 15000、経費 10000
・現物出資
当社はA社より土地(A社簿価10,000、現物出資時の時価12,000)の現物出資を受け株式を発行した。
(借)土地 12000 (貸)資本金 12000
※現物出資により取得した固定資産は時価を以って計上する。
・交換
?自己所有の固定資産と交換
当社は自己所有の土地(簿価9000、時価13,000)と他社所有の土地(簿価10,000、時価13,000)を交換した。
(借)土地 9000 (貸)土地 9000
※自己所有と他社所有の有形固定資産を交換した場合は、『双方ともに自己の簿価』をもって記帳。
?自己所有の有価証券と交換
A社所有の甲社株式(簿価4000、時価4500)とB社所有の土地(簿価3000、時価4500)を交換した。
<A社仕訳>
(借)土地 4500 (貸)有価証券 4000、有価証券売却益 500
<B社仕訳>
(借)有価証券 4500 (貸)土地 3000、土地売却益 1500
※有価証券の取得は時価評価、売却は簿価。土地の取得は、簿価が交換に供するものが土地ならば自社の簿価、供出が有価証券ならば土地の取得は時価となっている。
・贈与
当社はA社より土地(A社簿価18,000、時価40,000)の贈与を受けた。
(借)土地 40,000 (貸)土地受贈益 40,000
※取得原価=時価を基準として公正に評価した額
取得形態別にまとめると以下のような全体像となる。
| 購入 | 通常の購入 | 固定資産を購入する場合 | |||||
| 一括購入 | 建物付の土地等、数種の固定資産を一括して購入する場合 | ||||||
| 割賦購入 | 固定資産を割賦購入した場合 | ||||||
| 自家建設 | 固定資産を自社で建設した場合 | ||||||
| 現物出資 | 株式を発行してその対価として固定資産を受け入れた場合 | ||||||
| 交換 | 自己所有固定資産と交換に、新たに固定資産を取得した場合 | ||||||
| 贈与 | 固定資産を贈与その他無償で取得した場合 | ||||||
ひとつずつ仕訳の形を追っていく。
・通常の購入:機械装置を8000で取得、代金は掛、据付費等の付随費用500を小切手で支払
(借)機械 8500 (貸)未払金 8000、当座預金 500
・一括購入:建物付土地を一括して15000で購入、代金は約束手形を振り出して支払った。土地の時価は9000、建物の時価は4500である。
(借)建物 5000、土地 10000 (貸)支払手形 15000
※普通に按分
・自家建設
有形固定資産を自家建設した場合は、適正な原価計算基準に従って算定した金額を取得原価とする。ただし、?建設に要する借り入れ資本の利子で、且つ?稼動前の期間に属するものは取得原価に算入することができる。
?[資料]
期首H21.1.1から着工した自社建物が期中において完成し、翌日より使用を開始した。当該建物の製造原価の内訳は、材料費20,000、労務費15,000および経費10,000である。
(借)建物 45000 (貸)材料費 20000、労務費 15000、経費 10000
?[資料]
期首H21.1.1から着工した自社建物が期末において未完成のままである。当該建物の製造原価の内訳は、材料費20,000、労務費15,000および経費10,000である。
(借)建設仮勘定 45000 (貸)材料費 20000、労務費 15000、経費 10000
・現物出資
当社はA社より土地(A社簿価10,000、現物出資時の時価12,000)の現物出資を受け株式を発行した。
(借)土地 12000 (貸)資本金 12000
※現物出資により取得した固定資産は時価を以って計上する。
・交換
?自己所有の固定資産と交換
当社は自己所有の土地(簿価9000、時価13,000)と他社所有の土地(簿価10,000、時価13,000)を交換した。
(借)土地 9000 (貸)土地 9000
※自己所有と他社所有の有形固定資産を交換した場合は、『双方ともに自己の簿価』をもって記帳。
?自己所有の有価証券と交換
A社所有の甲社株式(簿価4000、時価4500)とB社所有の土地(簿価3000、時価4500)を交換した。
<A社仕訳>
(借)土地 4500 (貸)有価証券 4000、有価証券売却益 500
<B社仕訳>
(借)有価証券 4500 (貸)土地 3000、土地売却益 1500
※有価証券の取得は時価評価、売却は簿価。土地の取得は、簿価が交換に供するものが土地ならば自社の簿価、供出が有価証券ならば土地の取得は時価となっている。
・贈与
当社はA社より土地(A社簿価18,000、時価40,000)の贈与を受けた。
(借)土地 40,000 (貸)土地受贈益 40,000
※取得原価=時価を基準として公正に評価した額