債権(受取手形、売掛金、貸付金等)の貸借対照表価額

結論から言えば、これらは時価評価されない

これらのBS価額は取得原価から貸倒引当金を控除した金額である。ただし、額面とことなる価額で取得した債権で、差額が金利調整と認められるものは償却原価から貸倒引当金を控除した金額でもって計上する。

売掛金や受取手形は一般に短期的に決済されると考えられるため、簿価が時価に近似している。貸付金は時価を把握するのは難しく、また投資の目的も売却ではないことが多い(これは売掛金や受取手形も同様)。更に日本ではこれら金銭債権には活発な市場があるとは言い難い。このため原則として金銭債権についての時価評価は行われない。当たり前だが貸引の控除や償却原価法の適用は、時価評価とは関係ない。