~売上割戻引当金~
・意義:得意先に対して一定の売上高を達成した時に割戻を与えるという契約がある場合に、それに備えて設定される引当金

・表示:(借)売上割戻引当金繰入額 (貸)売上割戻引当金

売上割戻引当金繰入額:売上高から控除(直接控除or間接控除)
売上割戻引当金:流動負債

~売上割戻引当金繰入額の表示~
例:売上高100,000、売上原価70,000、売上割戻引当金設定額2,000

?直接控除方式


売上高 98,000
売上原価 70,000
売上総利益 28,000

?間接控除方式
総売上高 100,000
売上割戻引当金繰入額 2,000
商品売上高 98,000
売上原価 70,000
売上総利益 28,000


<設例>
1.H21年度の決算において、当期の売上高400,000に対し1%の売上割戻引当金を設定する。なおH21年度の売上原価は200,000であった。
2.H22年度において売上割戻を3,000(このうち前期売上高に係る割戻が2,000)行った。

<解答>
・設定時:(借)売上割戻引当金繰入額 4,000 (貸)売上割戻引当金 4,000

・実行時:(借)売上割戻引当金 2,000、売上 1,000 (貸)売掛金 3,000

前期分の売上については既に引当金を設定してあるため、前期分の売上から生じる割戻についてはこれを充当する。
当期分の売上については引当金の設定について明示的でないため、売上から直接減額する。
また、貸方勘定についてだが一般的に考えれば売掛金を減少させることになる。あるいは決済が既に行われていたとすればおそらくは現金預金を減少させることになる。