[設例・外国通貨]

決算時において当期中に取得した外国通貨40ドルを保有している。外国通貨の取得時の為替相場は1ドル=100円、決算時の為替相場は1ドル=120円である。

[解答]
・決算時
(借)現金預金 800 (貸)為替差損益 800

外国通貨は決算時の外貨額で測定されているためCR換算する。所有しているのは外国通貨であり、決算時点で邦貨にするのであればその日に両替するよりない。ということで普通に考えれば外貨建の現金預金はCR換算し、取得時との差額は為替差損益となる。



[設例・固定資産と未収金、未払金]

H22.1.1に備品を200ドルで取得し、第kにはH22.6.30に支払うこととした。取得時の為替相場は1ドル=100円であった。
決算時(3.31)の為替相場は1ドル=110円である。備品は耐用年数8年、残存価額ゼロとする定額法による減価償却を行う。

[解答]
・取得
(借)備品 20000 (貸)未払金 20000
※特にこれ以外に金額の選択肢はない

・決算
(借)減価償却費 625 (貸)備品減価償却累計額 625
DEPはHRに基づいて計上する。
決算時点のCRと取得時のHRは異なっている。しかしこれは相場変動から生じた損益であり、固定資産の取得原価には影響を及ぼさない。基本的に固定資産や減価償却はHRに基づく。

ただし債務額は相場変動の影響を受けて増加している。HR換算で20000だった未払金はCR換算で22000となっている。この未払金は当然未決済であるため将来COFの増加を意味する為、決算時点で損失の計上が必要となる。

(借)為替差損益 2000 (貸)未払金 2000