監査人は以下の事項について、経営者から書面をもって確認しなければならない。
・適正な財務諸表の作成責任が経営者にあること
・財務諸表の作成に関する基本的な事項
・経営者が採用した会計方針
・経営者が監査の実施に必要な資料を全て提示したこと
・その他監査人が必要と判断した事項
(1)定義
経営者による確認書とは、監査人が監査意見の表明に当たって、財務諸表の作成責任が経営者にあること、監査の実施に必要な全ての資料が監査人に提供されたこと等を確認するために入手する書面を言う。つまり経営者による確認書とは『監査人が経営者から書面にて入手』すべきものである。
経営者による確認書が必要な理由としては以下のような例がある。
『財務諸表の監査制度において、経営者と監査人の協力関係を示し、もって監査制度に対する社会的信頼性をより一層高めていくために経営者確認書の入手が必要である』
(2)入手目的
『経営者による確認書』とは何を確認するのか。主なものは以下の7項目。
?財務諸表の作成責任が経営者にあることの確認
おそらくはこれがメイン。
一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し、企業の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況を適性に表示する責任は経営者にあることについて、経営者自身が認識していることを確認する。
また、財務諸表の作成責任に関連して、財務諸表およびその作成の基礎となる会計記録に適切に記録していない重要な取引がない、並びに財務諸表に重要な影響を与える不正および違法行為がないと経営者が認識していることを確認する。
?内部統制を構築・維持する責任が経営者にあることの確認
不正を防止・発見し、適正な財務諸表を作成する為に、内部統制を構築し、維持する責任は経営者にあることについて、経営者自身が認識していることを確認する。
?監査の実施に必要なしべての資料が監査人に提供されたことの確認
監査人が必要としてすべての資料がいかなる制約もなく経営者から監査人に提供されたことを確認する。
?重要な偶発事象、後発事象等に関する確認
重要な偶発事象、後発事象、財務諸表に重要な影響を及ぼす事項について、その最新の情報を確実に知り得る立場にある経営者から、その有無、内容等を確認する。
※偶発事象:利益または損失の発生する可能性が不確実な状況が貸借対照表日の時点ですでに存在しており、その不確実性が将来事象の発生すること、あるいは発生しないことによって最終的に解消されるもの。たとえば会社が訴訟を起こされて損害賠償請求されている場合。これに敗訴すれば多額の費用が生ずる。こういったものを偶発事象と呼ぶが、この有無や内容については確認書に記載されていなければならない。
※後発事象:決算日の翌日から監査報告書日までの間に発生した会社の財政状態および経営成績に影響を及ぼす会計事象。具体例としては、災害による多額の出費、主要取引先の倒産、会社の合併や分割、多額の増資および減資など。偶発事象がBS日に認識しているのに対し、後発事象はBS日翌日~監査報告書提出日に生じたもの。
?監査実施時の確認事項についての文書による再確認および追加確認
財務諸表に重要な影響を及ぼす事項に関し、監査の実施過程で行った口頭による質問の回答について、経営者と監査人との間の解釈の曖昧さや誤解を避けるために文書で再確認し、またその後監査報告書作成日までの間にその内容に変化がなかったことを追加確認する。
?経営者の意思や判断に依存している事項についての確認
財務諸表に重要な影響を及ぼす事項で、経営者の意思や判断のような主観的要素に負うところの大きいものについて、その内容および根拠を確認する。
?監査人が発見した未訂正の財務諸表の虚偽の表示による影響が、個別に集計しても、財務諸表全体にとって重要でないことの確認
財務諸表の作成責任に関連して、監査人が発見した未訂正の財務諸表の虚偽の表示による影響が、個別に集計しても、財務諸表全体にとって重要でないと経営者が判断していることを確認する。
・適正な財務諸表の作成責任が経営者にあること
・財務諸表の作成に関する基本的な事項
・経営者が採用した会計方針
・経営者が監査の実施に必要な資料を全て提示したこと
・その他監査人が必要と判断した事項
(1)定義
経営者による確認書とは、監査人が監査意見の表明に当たって、財務諸表の作成責任が経営者にあること、監査の実施に必要な全ての資料が監査人に提供されたこと等を確認するために入手する書面を言う。つまり経営者による確認書とは『監査人が経営者から書面にて入手』すべきものである。
経営者による確認書が必要な理由としては以下のような例がある。
『財務諸表の監査制度において、経営者と監査人の協力関係を示し、もって監査制度に対する社会的信頼性をより一層高めていくために経営者確認書の入手が必要である』
(2)入手目的
『経営者による確認書』とは何を確認するのか。主なものは以下の7項目。
?財務諸表の作成責任が経営者にあることの確認
おそらくはこれがメイン。
一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し、企業の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況を適性に表示する責任は経営者にあることについて、経営者自身が認識していることを確認する。
また、財務諸表の作成責任に関連して、財務諸表およびその作成の基礎となる会計記録に適切に記録していない重要な取引がない、並びに財務諸表に重要な影響を与える不正および違法行為がないと経営者が認識していることを確認する。
?内部統制を構築・維持する責任が経営者にあることの確認
不正を防止・発見し、適正な財務諸表を作成する為に、内部統制を構築し、維持する責任は経営者にあることについて、経営者自身が認識していることを確認する。
?監査の実施に必要なしべての資料が監査人に提供されたことの確認
監査人が必要としてすべての資料がいかなる制約もなく経営者から監査人に提供されたことを確認する。
?重要な偶発事象、後発事象等に関する確認
重要な偶発事象、後発事象、財務諸表に重要な影響を及ぼす事項について、その最新の情報を確実に知り得る立場にある経営者から、その有無、内容等を確認する。
※偶発事象:利益または損失の発生する可能性が不確実な状況が貸借対照表日の時点ですでに存在しており、その不確実性が将来事象の発生すること、あるいは発生しないことによって最終的に解消されるもの。たとえば会社が訴訟を起こされて損害賠償請求されている場合。これに敗訴すれば多額の費用が生ずる。こういったものを偶発事象と呼ぶが、この有無や内容については確認書に記載されていなければならない。
※後発事象:決算日の翌日から監査報告書日までの間に発生した会社の財政状態および経営成績に影響を及ぼす会計事象。具体例としては、災害による多額の出費、主要取引先の倒産、会社の合併や分割、多額の増資および減資など。偶発事象がBS日に認識しているのに対し、後発事象はBS日翌日~監査報告書提出日に生じたもの。
?監査実施時の確認事項についての文書による再確認および追加確認
財務諸表に重要な影響を及ぼす事項に関し、監査の実施過程で行った口頭による質問の回答について、経営者と監査人との間の解釈の曖昧さや誤解を避けるために文書で再確認し、またその後監査報告書作成日までの間にその内容に変化がなかったことを追加確認する。
?経営者の意思や判断に依存している事項についての確認
財務諸表に重要な影響を及ぼす事項で、経営者の意思や判断のような主観的要素に負うところの大きいものについて、その内容および根拠を確認する。
?監査人が発見した未訂正の財務諸表の虚偽の表示による影響が、個別に集計しても、財務諸表全体にとって重要でないことの確認
財務諸表の作成責任に関連して、監査人が発見した未訂正の財務諸表の虚偽の表示による影響が、個別に集計しても、財務諸表全体にとって重要でないと経営者が判断していることを確認する。