退職給付の基本処理について大枠を説明し後に詳述する。
まず用語から。
?退職給付引当金
?退職給付債務
?年金資産
前提として最終的に解答すべきは退職給付引当金の金額である。
退職給付引当金の繰入額とは即ち当期の費用であり(退職給付費用a/c)、退職給付引当金を求めるために、退職給付債務-年金資産といった計算を行う。
退職給付債務とは支払うべき退職金の金額、年金資産とは既に積立てた分の退職金であり、差額が積立てるべき退職金(=退職給付引当金)である。例えば支払うべき退職金が1000、既に積立てた退職金が700ならば、残りの300を今後積立てるべき退職金として目に見える形に、つまり負債として計上しなければならない。以下で用語を解説。
?年金資産
基本的に年金資産とは、掛金を拠出して運用を外部委託した資産である。会計ビッグバン以前には年金資産について時価評価を行っていなかったらしいが、近年では資産運用利回りの低下や年金資産の時価下落に伴い、適切なディスクロージャーが求められるようになった。したがって年金資産は時価評価を行うことが大前提である。なお一般的には確定給付型の企業年金が多くを占めるが、積み立て不足の生じない確定拠出型年金も注目されてきている。ただし試験上は年金資産を計算するような問題は見受けられない。
?退職給付債務
まず退職給付債務は原則として個々の従業員ごとに計算する。
退職給付債務とは、一言で言えば「現時点で(ある社員に対する)退職金を幾ら積立てておくべきか」ということになる。大雑把に例を挙げて説明すると、入社20年目のAに対して定年時(10年後)に3000(退職給付見込額)を退職金として支給するとする。退職金は提供された労働用役の対価として(本来)毎期支払われるべきものであるため(賃金後払説)、この時点では20年分はすでに積立てていなければならない。見込額3000のうち、当期末までの発生額は20年分の2000である。ただしこの2000が支払われるのは10年後であるので、現時点で2000を積立てておく必要は無い。要するに、見込額のうち当期末までの発生額を割引計算して求めた金額が当期末の退職給付債務ということになる。
?退職給付引当金
上記の退職給付債務と年金資産を比較して、原資が不足している部分があれば「退職給付費用/退職給付引当金」として当期に費用処理することになる。
まず用語から。
?退職給付引当金
?退職給付債務
?年金資産
前提として最終的に解答すべきは退職給付引当金の金額である。
退職給付引当金の繰入額とは即ち当期の費用であり(退職給付費用a/c)、退職給付引当金を求めるために、退職給付債務-年金資産といった計算を行う。
退職給付債務とは支払うべき退職金の金額、年金資産とは既に積立てた分の退職金であり、差額が積立てるべき退職金(=退職給付引当金)である。例えば支払うべき退職金が1000、既に積立てた退職金が700ならば、残りの300を今後積立てるべき退職金として目に見える形に、つまり負債として計上しなければならない。以下で用語を解説。
?年金資産
基本的に年金資産とは、掛金を拠出して運用を外部委託した資産である。会計ビッグバン以前には年金資産について時価評価を行っていなかったらしいが、近年では資産運用利回りの低下や年金資産の時価下落に伴い、適切なディスクロージャーが求められるようになった。したがって年金資産は時価評価を行うことが大前提である。なお一般的には確定給付型の企業年金が多くを占めるが、積み立て不足の生じない確定拠出型年金も注目されてきている。ただし試験上は年金資産を計算するような問題は見受けられない。
?退職給付債務
まず退職給付債務は原則として個々の従業員ごとに計算する。
退職給付債務とは、一言で言えば「現時点で(ある社員に対する)退職金を幾ら積立てておくべきか」ということになる。大雑把に例を挙げて説明すると、入社20年目のAに対して定年時(10年後)に3000(退職給付見込額)を退職金として支給するとする。退職金は提供された労働用役の対価として(本来)毎期支払われるべきものであるため(賃金後払説)、この時点では20年分はすでに積立てていなければならない。見込額3000のうち、当期末までの発生額は20年分の2000である。ただしこの2000が支払われるのは10年後であるので、現時点で2000を積立てておく必要は無い。要するに、見込額のうち当期末までの発生額を割引計算して求めた金額が当期末の退職給付債務ということになる。
?退職給付引当金
上記の退職給付債務と年金資産を比較して、原資が不足している部分があれば「退職給付費用/退職給付引当金」として当期に費用処理することになる。