1.前期末貸借対照表における「現金預金」勘定の金額は400,000であった。
2.当期末貸借対照表における「現金預金」勘定の金額は550,000であった。
3.定期預金の期中における預け入れおよび引き出しの状況は次のとおりであった。

預入期間 期首残高 増加額 減少額 期末残高
1ヶ月 20,000 74,000 55,000 39,000
3ヶ月 28,000 45,000 39,000 34,000
6ヶ月 17,000 63,000 75,000 5,000

4.当社の現金同等物は、預入期間3ヶ月以内の定期預金のみである。

[解答]
資料4より
・預入期間3ヶ月以内の定期預金=現金および現金同等物相互間の取引
・預入期間3ヶ月超の定期預金=投資活動によるキャッシュ・フロー
として処理することがわかる。つまり預入期間3ヶ月以内の定期預金の預入は相殺されCSに記載されない。3ヶ月を超えるものは投資活動によるキャッシュ・フローとして、預入=手元現金の減少、引出=手元現金の増加としてCSに記載される。

キャッシュフロー計算書(一部)
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入れによる支出 △63000
定期預金の払戻しによる収入 75000
現金および現金同等物の期首残高 383000
現金および現金同等物の期末残高 545000


※支出と収入は、それぞれ預入期間6ヶ月の定期預金の預入と引出である。
※現金および現金同等物の期首残高383,000は、前期末BSの「現金預金」勘定の残高400,000-預入期間6ヶ月の定期預金の期首残高17,000である。
これは、キャッシュフロー計算書における現金および現金同等物と貸借対照表における現金勘定が一致しないことを意味する。
現金預金勘定は預入期間に関係なく定期預金残高の全てを含める。
一方CSにおける現金および現金同等物は(今回は)預入期間3ヶ月以内のものは、相互間取引として相殺されてしまう。ここから生じる差異を調整したのが400,000-17,000である。
※同様に現金および現金同等物の期末残高545,000=当期末BS550,000-5000である。