会社法では分配可能額の算定にあたり、期末日の剰余金の額ではなく、分配時の剰余金の額を基準に分配規制を行っている。
つまり期末日の剰余金の額に、分配時までの剰余金の変動を調整し、「分配時の剰余金の額」を算定しなければならない。
「分配時の剰余金の額 = 期末日の剰余金の額 ± 分配時までの剰余金の変動額」
期末日から分配時までに(具体的には3月末~6月末くらい)剰余金の額が変動する要因は以下のようなものがある。なお剰余金=その他資本剰余金+繰越利益剰余金+積立金である。
?株主資本の計数の変動関係(資本金・準備金~剰余金間の変動)
・資本金からその他資本剰余金への振替
・資本準備金からその他資本剰余金への振替
・利益準備金から繰越利益剰余金への振替
・その他資本剰余金から資本金への振替
・その他資本剰余金から資本準備金への振替
・繰越利益剰余金から利益準備金への振替
?剰余金の配当関係
・分配時までの剰余金の配当額
・剰余金の配当に伴う準備金積立額
?自己株式関係
・自己株式処分差額
・自己株式消却額
※なお剰余金内の計数変動(振替)は剰余金の金額を変動させないため考慮する必要はない。同様に資本金・準備金内での振替も剰余金の算定には影響しない。
つまり期末日の剰余金の額に、分配時までの剰余金の変動を調整し、「分配時の剰余金の額」を算定しなければならない。
「分配時の剰余金の額 = 期末日の剰余金の額 ± 分配時までの剰余金の変動額」
期末日から分配時までに(具体的には3月末~6月末くらい)剰余金の額が変動する要因は以下のようなものがある。なお剰余金=その他資本剰余金+繰越利益剰余金+積立金である。
?株主資本の計数の変動関係(資本金・準備金~剰余金間の変動)
・資本金からその他資本剰余金への振替
・資本準備金からその他資本剰余金への振替
・利益準備金から繰越利益剰余金への振替
・その他資本剰余金から資本金への振替
・その他資本剰余金から資本準備金への振替
・繰越利益剰余金から利益準備金への振替
?剰余金の配当関係
・分配時までの剰余金の配当額
・剰余金の配当に伴う準備金積立額
?自己株式関係
・自己株式処分差額
・自己株式消却額
※なお剰余金内の計数変動(振替)は剰余金の金額を変動させないため考慮する必要はない。同様に資本金・準備金内での振替も剰余金の算定には影響しない。