のれん:ある企業又は企業を構成する事業の取得原価が、取得した資産及び引き受けた負債に割当てられた順額を上回る額

~のれんの減損処理~
1.のれんの帳簿価額の分割
のれんの簿価を、のれんが認識された取引において取得された事業の取得時における簿価の比率等の合理的な基準に基づいて各事業に分割する。
2.のれんに係る資産のグルーピング
これは『共用資産の減損会計とほぼ同一』の処理である。
・原則:「のれん+のれんが関連する資産グループ」からなる『より大きな単位』でグルーピングを行う方法
・容認:のれんの帳簿価額を各資産グループに配分する方法

原則法において、『のれんを加えることによって増加する減損』部分は当然にのれんに配分される。しかしながら、減損がのれんの簿価を超過する場合、つまり全ての減損をのれんに負担させると「のれんの簿価がマイナスになってしまう」ような場合は超過額を各資産グループに配分することになる。
配分比は、『各資産グループの回収可能価額を把握』出来るか否かによる。把握できる場合は簿価と回収可能価額の差額の比率で配分する。
把握できないときには簿価の比率等に応じて配分する。

容認法においてはのれんの簿価を各資産に配分する。そのうえで測定された減損は『のれんの配分額に優先的に配分』する。