CSにおけるその他の論点は
1.外貨建取引
2.リース取引
3.ヘッジ取引
4.事業譲受、事業譲渡
の四つから成る。今回は2のリース取引について。

リース会計について復習すると、リースは大きくファイナンスリースとオペレーティングリースに分けることができる。
ファイナンスリースとは、finance(財源、金融、資金調達)lease(賃貸し)、つまり賃貸借というよりは資金調達の色合いが濃く、売買取引に基づく処理がなされる(英語ではCapital lease)。
他方オペレーティングリースとは、ファイナスリース以外のリースを言い、こちらは使用後の残存価額の設定や消耗品の提供を伴うなど、一般にイメージされるリースである。

ファイナンスリースの特徴は、資金の借入れに伴う元金の返済と利息の支払部分を分けて考えることである。この時、実際に現金(振込みとか)によってレッサーに返済や利息の支払を行うわけであるから、当然にCSの記載対象となる。

ファイナンスリース取引(売買処理)
リース料支払額
?元本返済額部分:財務活動によるキャッシュ・フロー(借入金の返済によるCIO)
?利息相当額部分:支払利息の表示区分(営業活動or財務活動)

オペレーティングリース取引(賃貸借処理)
リース料支払額:営業活動によるキャッシュフロー