『監査の実施』では監査人の実施する監査の具体的な内容について学習する。ここでは以下の6つについて扱う。

1.監査計画
2.リスク・アプローチ
3.内部統制
4.試査
5.監査調書
6.経営者による確認書



・監査計画
監査を実行し、成功させるためには適切な監査の計画の策定が不可欠である。監査人は必ず監査に関する計画の立案を行う必要がある。監査計画の策定目的は多々あるが、一言で言えば監査リスクを合理的に低い水準に抑えるためとなるだろう。
企業が作成する財務諸表の中に重要な虚偽の表示があった場合、これを見逃さぬよう監査のリソースを有効で効率的に配分するために監査計画は立案される。具体的に策定される計画は次のようなもの。
?いつ(監査手続の実施時期)
?誰が(監査を実施する担当者)
?何処で(監査を実施する場所)
?どのような項目について(監査の具体的対象)
?どのような監査を実施するか(監査要点、適用すべき監査手続等)