埼玉のたてこもり事件、人質の医師が亡くなるという最悪の結果となってしまった。
本当に残念で、悲しいニュース。
凶器は猟銃ということだけど、猟銃保持の免許を持った人が猟銃を保持しても良いのだろうが、ただ、小学校を利用している子供や、その保護者や、近隣住人が、猟銃を保持している家が小学校の近くにある、という情報を知らないということに引っかかりも感じた。
猟銃って所持するのに免許が必要だと思うけど、怒りにとらわれた人が手にしたら、どういうことが起こりうるかということも、念のため想定しておくことは必要だと思う。
最近は日本でも無差別テロのような事件も多いし。
猟銃を保管している「ガンロッカー」のカギを開けるには、免許を持った複数の人のカギ(承認)が必要とかに、できないものだろうか?
1人の人が怒りにまかせて簡単に箱を開けて、箱の中の猟銃を取り出して、人に向けて撃ったりすることができないように。
現代のテクノロジーを駆使するなどして、ガンロッカーのカギの開け方について是非対策をお願いしたい。
それと、
猟銃を保持する権利を免許を取得できた人に与えるなら、誰が猟銃を保持しているのか、猟銃保持者の住所を一般の人が知り得るという選択肢があってもいいんじゃないかと思った。
近所に猟銃を持っている人が住んでいるかどうか、
子どもが通っている学校の近くや、通学路に、猟銃を持っている人が住んでいるかどうか、
トラブルになっている相手が猟銃を持っている人なのかどうか、一般の人は知る権利があると思う。
今回亡くなった医師だって、相手が猟銃を保持している人だと知っていたら、訪問しないという選択肢を選ぶことだってできたと思う。
住所の情報公開については、慎重な検討が必要だと思うけど、皆で考えるきっかけにするくらいはあっても良いんじゃないかと思う。
今回の事件では、散弾銃が使われたという。
猟銃は大きく分けて、散弾銃と、ライフル銃があるそうで、大きな違いは使用する弾薬(装弾)が「ライフル弾」か、「散弾」か、ということらしい。
「散弾」はその字の通り、炸薬の中に無数の小型の弾丸が混ぜられているため、発射されると弾丸は大きく散らばり、殺傷能力が高い。
猟銃がなくても、いずれにせよ今回の容疑者は、刃物で被害者たちを物理的に傷つけようとしたかもしれないけど、男性3人がいれば、被害を少なくすることができた可能性はあったと思う。
悲しい事件で終わらせることなく、なんらかの対策が講じられることを切に願う。