テストは受けたあとの振返りこそ肝心 | 作文・読解力など国語力向上 学習塾ラーニング・ラボ横浜天王町教室のスタッフブログ!

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作文・小論文・読解力など国語力UPのための塾。横浜市保土ヶ谷区にある学習塾ラーニング・ラボのスタッフブログです。教室での出来事、教育ニュース・新聞記事・書籍についてのコメント、当塾オリジナルの「基礎講座」で作成した生徒の作品なども発表します。


一部の中学校の定期試験が終わり、
結果がボチボチ返ってきています。

あなたはいかがですか?

こんな状態になっていませんか?



良かった人、あまり良くなかった人、
それぞれの視点で必ず「振り返り」をしておきましょう。


しっかり勉強をしてテストに臨んだのに
解けなかったものは要注意。

もしかしたら、勉強の段階で、
「やった気」「できた気」に
なってしまっているかもしれません。


もちろん、まったくわからなかったものや
勉強が確実に足りていなかったというものは、
すぐに一度100%できるようにしておきましょう。


次のテスト範囲になる、ならないは関係ない。


今、目の前のハードルを着実に越えることが
大事なのです。




テストに出る、出ない。
出るからやる、出ないからやらない。

そんな風に勉強に向き合っている限り、
きちんと結果は出ません。


いや、あるひとつのテストでは成果が出るかも知れない。

でも、そうした意識で勉強している限り、
その勉強は、テストが終われば終わり、
入試が終われば終わり、という、
一番やってはいけない勉強になってしまいます。


ここだけはどんな方も注意して下さい。


多くの「先生」は目の前の「テスト」ばかりに意識が向いています。

もちろん、目の前のハードルをひとつひとつ越えるのが、
その積み重ねが大事です。

ただし、そのハードルというのは、
単に「テスト」だけを指しません。

学習そのもの、
学習内容そのものを意味します。


その場その場のテストで何とかなればいい、
くらいに思ってしまうと、
もうそのテストで結果を得る事さえ、
難しくなるでしょう。


結果が思うように出せていない人の多くは、
そういう勉強をしがちです。



そしt、結果が出ない人の共通点は、
多く場合「量」が足りていない。


もちろん、計算問題一つとっても、
整数だけの計算より、
分数や少数が混ざったもの、
カッコがついたものの方が、
答えを出すまでの手順が多くなります。


とはいえ、
分数や小数が出てきたからといって、
何か特別な新しい必殺技がないと解けない、
というわけではありません。


分数や小数に抵抗感が強いのであれば、
その部分に戻って訓練をしなければいけません

通分や小数を分数にする訓練を。


それを避けていればレベルアップはありません。

これが厳しく聞こえた方は、
さらに厳しく言えば、
その考えでいる限り、
やはりレベルアップはできません。



勉強が苦手な人は、
自分の弱点に正面から向き合い、
苦労して壁を乗り越えるのは、
やっぱり辛い。

出来る人が「ふつう」にやっていることが、
なかなか取り組めなかったりします。


でも、出来る人だって、
はじめからできた人もいれば、
そうではない人も多いものです。


少なくとも、
僕は努力で出来るようになった人間です。


学校の勉強であれば、
正しい方法を「素直」に実践し、
正しい方法をたくさんの「量」実践すれば、
きちんと結果が出てきます。

正しくやれば正しい答えが出るようになっています。


だから、
とにかく「素直さ」と「量」を課題に
して自分の勉強を見直してみてください。

一度自分を「無」にしてでも、
正しいやり方を「素直」にやってみる。

ひとつの方法が出来るようになったら、
いつでも正しくできるように「何度も」やってみる。


もう、勉強なんて究極これだけです。


だから、多くの人に共通の最大の課題は、
勉強のやり方云々とかの前に、
すぐに投げ出しそうになる自分、
甘えが出てついサボってしまう自分に、
正面から立ち向かうこと、なんです。


これが分かるかどうか、
それこそが、今後の勉強が意味あるものとして
積み重ねられるかどうか、の分岐点です。



塾や家庭教師を利用して、
ただそれだけで「デキる」ようになる、
と思っている人がいたら、
それも要注意です。

塾や家庭教師の先生は、
魔法使いではありません。

もちろん学校の先生も。


あなたが頑張れるように、
あなたの頑張りが意味のあるものになるように、
お手伝いするのが先生の役割です。


だから、先生に指摘されたこと、
宿題、課題…
これさえも「素直に」できないというのであれば、
誰に教わろうが、どこで勉強しようが、
あまり関係ないでしょう。

やっぱり、勉強してレベルアップするのは、
自分自身ですから。



さて、
あなたはテストをどう振り返りますか?

きちんと次につながるように、
自分のレベルアップにつながるように、
かんたんに「妥協」せずにやり抜きましょう。


その積み重ねでしか、
未来は開けない!!