伸びるどころかダメになる!? 将来を潰しかねない「幼児教育」の落とし穴3つ
小学校受験を考えていなくても、「頭の良い子になってほしい」「子どもの才能を開発したい」という思いか..........≪続きを読む≫
至極納得ですね。
早いうちから能力開発ということで、
右脳トレーニングとか、英語教育とか、
幼児教育に勤しむ方も大勢いらっしゃるでしょう。
それ自体は大変意識の高い行動の1つだと思います。
ですが、記事にあるように、
周りに流されて…
となった瞬間に途端に無意味とは言わないまでも、
本当に「わが子」のためになるのか疑問です。
それって親のエゴ、自己満なのでは!?
と思えなくもない。
本当に「わが子」を思うのなら、
もちろん親は必ずしも能力開発や教育のプロではありませんから、
誰かに頼る部分があるのは良いと思います。
しかし、根本にはまず育児というか、
親子関係の中でコミュニケーションをきちんと取り、
その中で様々な知性や感性の素地を育成していくことが大前提としてあります。
そういう大事な部分を度外視して
教育、教育、勉強、勉強・・・
なんて言っても、子どもがそれをきちんと受け入れられるはずがない。
最近は「親が叶えれなかった夢を我が子に託す」なんて流行ではないのでしょうか。
別に託すこと自体は良いのですが、
やり方ですよね。
自分は「何もせず」、
子どもにばかり「あれやれこれやれ」と言ったって、
説得力のカケラもありませんからね。
わが子を思うのなら、自らを顧みることから。
そして、もっと大事なのは何か特別なことをせずとも、
当たり前のことを当たり前に行い、
生活の中でのちょっとした行動に気をつけるだけで、
十分に子ども達はその能力を開き、進化していきます。
まわりのオトナ、私たち次第で、子どもは大きく花開きます。
要は、子どもたちに何かをさせるという発想ではなく、
私たちの側が意識して、行動するってことが大事なんですね。
私のまわりには比較的意識の高い、
単に形式的なだけの「幼児教育」ではなく、
きちんと自ら考えを持って育児をしているママさんたちが大勢います。
大変勉強になります。
単に、そうした価値ある営みが「お受験ブーム」のようなものに
つながって、それだけで終わらないでほしいものです。