できなかったら、できるまでやる!
できるようになったら、完璧にできるまでやる!
完璧にできるようになったら、何度でも完璧にできるまでやる!
見るとはなしにつけていたテレビから、こんな素敵な言葉が耳に入ってきました。
すでにご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
声の主は、2014年ソチオリンピック男子シングル金メダリスト、
日本男子フィギュア初の金メダリスト、
ショートプログラムで公式大会世界最高得点かつ史上初の100点超えを達成した日本が世界に誇るトップアスリート、
羽生結弦選手。
このコトバが羽生くん自身が語ったものなのか、ライターさんが書いたものなのか、真意の程は定かではありませんが、しかし、偉業を成し遂げた羽生君にもおそらくこういう想いがきちんとあるのでしょう。
いやいや、コトバでいうのは容易いけれど、それをコトバ通りに実践することはとっても難しい。
それをやれた人こそが、きっと一流の人になれるのでしょう。
それは何もスポーツの世界だけのはなしではなくて、
勉強でだってまったく同じことがいえます。
まずは「できるようになるまでやる」。
もちろん「できなかったらできるまでやる」。
正しい方法で、正しい手順で。
そして、「完璧にできるまでやる」
単純だけど一番大切なこと。
スポーツの話だと多くの人がこのことを何の疑いもなく、
一生懸命に成し遂げようと日々練習をする。
これって勉強でもまったく同じなのに、
勉強の話だと多くの人がこのことをなかなか実践できない。
いや、ここまでは多くの人がやっているのかもしれない。
でも、多くの人が継続して結果を出せていないのは、なぜ?
きっとその先がないから。
「何度でも完璧にできるまでやる!」
このままだとただのパクリだから、
勉強というフィールドでアレンジを加えるなら、こんな感じ。
「いつでも、どこでも、何度でも完璧にできるまでやる!」
きっと多くの人が体験したことがあるんじゃないですか。
一度やった問題、問題集はすでにクリアしたものだと思って、次の問題、問題集へ進む。
もちろんたくさんの、多様な問題を解いていくというのは、
学習において重要なことではあります。
が、基礎となる知識を記憶していくには、
何といっても、同じことをくり返すのが肝心。
よく教室で、
「先生、これやったことある」
「先生、別の問題ちょうだい」
という声を聞く。
でもそういう時によく言うのは、
「じゃあ今、ここで完璧に解いてみて」
「できたら、新しい問題をやろう」
たいていは完璧にはできないんですけどね。
だからやっぱり、
「いつでも、どこでも、何度でも完璧にできるまでやる!」
ってことが大事なんだ。
スポーツだって、勉強だって肝心なところは一緒。
肝心要の基礎の部分。
地味で、続けるのが嫌になってしまう作業。
その基礎をどれだけ体に沁みこませるか、それが大事。
さぁ、単語覚えるの面倒くさいとぼやいてる君。
何度も何度も同じ計算をすることに飽き飽きしている君。
君がその作業を「いつでも、どこでも完璧にできる」と胸を張って言えるなら、違うステージに進もう。
でも、そうではないのなら、少しでも不安があるのなら…
きっとそれは君がまだまだやることが残されている証拠。
「できないなら、できるまでやる!」
近道なんてない。
たとえあったとしても、大事なことをただ飛ばすだけの近道なら、きっともうその先はない。
苦しいかもしれないけど、一緒にがんばろう。
「完璧にできるまで」
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