【LinkedIn、Amazonが、社内でのパワーポイントの使用を禁止】より | (株)ラーニングエンタテイメント代表取締役阿部淳一郎公式ブログ
FacebookLinkedIn、Amazonが、社内でのパワーポイントの使用を禁止
http://iinetto.com/より(記事はこちら)

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記事の一部を引用しますが―

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Amazon CEOのジェフ・ベゾス氏流の社内プレゼン

ベゾス氏は、社内のプレゼンの際、パワーポイントの代わりに、テキストのみの形式で文書6ページを用意するように指示しています。
そしてミーティングは、参加者が用意された報告書を黙って読むことから始まります。

一見、パワーポイントを使用した方が分かりやすいようにも見えますが、なぜテキストのみの形式にこだわるのでしょうか?
そもそも、パワーポイントとテキストのみの文書では何がそんなに違うのでしょうか?

ベゾス氏の答えは、書類を作成する側の思考プロセスにあります。
パワーポイントでは、図表や、簡単な箇条書きのみを表示するのが欧米流(細かい字のパワーポイントを読むのを、欧米のオーディエンスは極端に嫌がります)。
しかし、そのようなパワーポイントの資料を作成しても、発表者が自らの思考を深めることにつながらないとベゾス氏は言っているのです。
発表者が自分の思考をたどれる資料でなければ、発表はロジックに欠ける納得感の浅いものになってしまいます。

反対に、全てをテキストで作成した資料は、文章と文章の繋がりが考慮されているため、作成の過程で発表者の思考が深まるため、より意味のある発表になると指摘しています。
また、参加者も資料を見て発表者の思考を追うことができるため、発表の内容をしっかりと理解することができ、発表後の議論も充実したものになると考えています。

社内ミーティングでは「議論」することが最も重要であり、それが企業にとって最も価値を生み出すことであると考えている姿勢が伝わってきますね。


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このスタイル。いいですね!

キーは「社内資料」というところですね。(社外プレゼンではない)

引用文章のこの部分。

>社内ミーティングでは「議論」することが最も重要であり、それが企業にとって最も価値を生み出すことである

目的論で考えたら、本当にその通りです。ただ、日本の(特に大きくて歴史ある)企業では「議論」ではなく「説得」や「妥協点探し」を目的とした企画会議も多いんですよね。現実として―。

だから、ジェフ・ベゾス氏提唱のこのスタイルは、目的論から考えても合理的だし、人材育成の観点からみてもすごく良いと僕は思います。

いかがでしょうか?

PS
弊社はラーニングフルアースというスタディツアー事業で、引用記事にある会社が拠点を置くシリコンバレーへのスタディツアーを展開しています。直近ですと、2014年9月に私自身も同行してきました。

海外に出ると、本当に学べることや気づきが多いですよ。是非以下のページをご覧ください。

次回は2015年3月に開催予定です。

ラーニングフルアースPowerd by Learning Entertainment▼


※2014年9月:シリコンバレーにて


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