12/28 部屋(仲西将太)vsイッソン 2マンライヴ@Be-1 | tAkknのblog
怒涛の2006年を2マンライブで締めくくってきました。あのイッソンさん(以下敬称略)と。

最近にしては珍しく練習を多めにやりました。森田君は12月のライヴが15本(以上)!!とても練習に参加できる状態じゃなかったんで、欠席。でも、心配ないんで。森田君なんで。今回はベースがタケシ(L.A.P)だったんで、昔の曲とかはあんまり知らなかったりしたんで。あと、新曲も仕上げたかったんで。

やはり、福ちゃんと森田君と居るとある意味ケミカルリアクション、化学反応ですよ。脱線に継ぐ脱線!でまるで曲作りにならない!だって、仲西君の新曲より、福ちゃんの「♪ゴマ~」の方が面白いんだもん(苦笑)なので、2人が居ないと早い早い(笑)新曲はあまりにもスムーズに2曲とも仕上がりました。今後は僕が仕切ることにします(笑)早いんで。



トップバッターはイッソン。不慮の事故により、「トシコ」が死亡。まー…じゃない、ロボット「メカコ」として生まれ変わって登場してました。

完璧なまでにズルいコスチュームでした。

全てまー…じゃない、メカコに持っていかれました。そして、イッソン的演出が大爆発。「『ここがこうこうこう、ここがこうこうこう、』ってやって」とミックスに無茶ブリ。計算なのかアドリブなのか分からない、妙に可笑しいグダグダ感で会場は包み込まれました。まぁ、いつもの反則技ですよ(笑)



部屋はあいたたた…でした。



僕はよかったんです。

せっかくの2マンなんで、我侭言って1人で5チャンネル使わせてもらいました。ギターの音が3つのP.U.からそれぞれ。それにアンプの音マイキングして、あとベース。出音的には満足です(笑)吉園君のおかげなんですけどね。プレイ的にも、今回は足元でブーストやらディストーション(!)かけたりして、面白いものになったし、丁寧に且つ熱かったし、ミスもあんまりなかったし、よかったと思いますよ。自分的には。ベースも弾いたんですよ!「猿~」でスラップ、バチバチいわせてきました(笑)気持ちよかった!



タケシもすっかり部屋に馴染んでイイ感じだったし、森田君は持ち込みのミニセット(※画像参照/14”インチのベードラ、なんとハイハットが2つ!!タムの代わりにボンゴ!!)で、他にはない個性的なサウンドを出していました。



っていうか、仲西君がダメダメでした。

簡単に言うと、イッソンに飲まれた、という感じです。

イッソンのステージの後は、会場はやりにく~い雰囲気になることなんか、やる前から分かってたので、部屋は淡々と部屋のいつものステージをやればよかったんです、が。

何を思ったのか、曲が始まっても歌い出さない。で、「あれれ?」って雰囲気になって曲が途中でストップ。本番中に居なくなる。まるでイッソンです。が、ついさっきイッソンがやったことと同じことをやったって、誰も笑わない。

ただただ、スベりまくりました。

急に予定外の「戦場聖夜」サンプラーの音を鳴らして強引に始めるから、仕方なくバックも合わせる。

この日に限って、曲順も一生懸命考えて、で、いつも仲西君のひらがなばっかりの曲順表じゃわかりにくい、と珍しく僕が書いたんですよ、曲順表。で、いつもは仲西君がちゃんと書いてるかどうか分からないけど、PA提出用セットリストも「この曲ではこう、この曲ではこう」って注文も珍しく僕が書きました。せっかくの2マンだし、曲数多いし。が、セットリストを完全無視しちゃったから、僕が苦労して書いたのが全てパーです。途中で「こんなもん要らねえや」と曲順表をクシャクシャに丸めて仲西君に投げつけました。本番のステージ上で。で、事前に打ち合わせた内容を無視して演った結果、ただただグダグダのステージになりました。自分で曲順を滅茶苦茶にしておいて、「次の曲なんしようか?」「もう、(この場に)居りきらんけ、切り上げて帰ろっか?」的な「どうしようもない空気」を出したまま押し黙って、無音の空間を作り出すんで、仕方がないからギターから始められる曲は強引に僕が始めました。



2ステージ目は結局演る予定だった新曲を1曲怖気づいてカット(以前、日記に書いた「銀河~」とモロ被りの曲です)。ホントはもう1曲の新曲「只今三乗」も仲西君は「演らんめーか?」的な雰囲気をかもし出していた(これはおそらくキチンと歌詞や歌いまわしが出来ていないからでしょう)のですが、僕が勝手に始めました。あんなに苦労してアレンジ、練習させられたのに演らないなんて、あまりにもムゴいと思ったからです。そしたら割と評判良かったりして(笑)



もう1回言いますが、イッソンを意識し過ぎたのが、敗因です。いや、勝ち負けじゃないんだけど。そんな器用じゃないんだから、仲西君は仲西君らしくいつも通り「のほほんと」ステージをやればよかったんです。

本人も「ダメやった~」を仕切りに繰り返し、猛省しております。次は変に気を張らず、自然体のステージを見せてくれるでしょう。



なんでここまで書くかというと、ただ「最低のステージだった」「仲西が最悪だ」なんて書くと変な誤解を生んでしまいそうなんで。また、これは「こういうところは、こうした方がいいよ」という話し合いがちゃんとできているから言える話なんで。



しかし…まー…じゃないメカコ、おいしいなぁ…