ただでさえ少ない生徒さんが1人また1人と櫛の歯が欠けるように減っていく。
そんな状況が一年のほとんどで続いている。
ダンスをお辞めになったわけではない。
もう2度といらっしゃらないわけではない。
でも長い期間休まれた方全員が戻ってこられる保証はどこにもない。
嬉しいニュースがないわけではない。
戻って来てくれる方もいらっしゃる。
その数が多いとはとても言えないだけで。
はっきり言えば、このままでは食っていけない。
仕方ない、という人がいる。
収まるまで待つしかない、という人がいる。
ずいぶん余裕があるんだなと思う。
それとも想像力がまるでないのか。
仕事がないなら転職すればいい、という意見もある。
コロナに絶望して焼身自殺したとんかつ屋のご主人がいらした。
その墓前でも同じことが言えるのかなと思う。
少なくとも僕はダンス以外できない。
やるつもりもない。
これが自分の天職だと信じるからだ。
逃げたい時がないとは言わない。
投げ出したくなった時もある。
でもこうしてダンスを続けている。
惰性の面がないか?
あるかもしれない。
でも人生そういうもんだと思う。
僕が自分からダンスをやめるとしたら死ぬ時だろう。
外部からやめろと強制されたらどうするか?
それこそ死ぬ気で抵抗する。
この記事はその意思表明である。