正三先生たちがイギリスに行っております。
そのため上の先生が日頃見ているお客さんや学生のカップルを教えることが先週と今週で多かったのですが、これがとても勉強になりました。
具体的には、自分の現時点での力がよくわかったことが大きいです。
何かを教えるとき、自分がよくわかっていないことはまず伝えられません。
自分の理解度が上がるにつれて、教えられる内容も正確なものになっていきます。
そして、人に何かを教えようとする時は自分の頭の中がフル回転して言葉なり動作なりを紡ぎ出しているわけです。
自分の先輩が日々教えているお客さんに対しては、毎回真剣勝負を挑んでいるような錯覚に襲われました。
油断して適当なことを言おうものなら即斬られる。
楽しく踊らせてもらった一方、そんな感じもありました。
学生カップルも日頃正三先生のいい見本を体験しているため、下手なことを教えるわけにはいきません。
うちに来てくれている人たちには少しでも成績を上げて楽しい学連時代を過ごして欲しいと思うので、自分の出来る目一杯を伝えようとしていました。
カップルはたくさんいるため、これは体力的にかなりハードなものでした。
こういう過程で、自分が伝えられる内容の限界、体力の限界が見えました。
逆説的ですが、教える過程で自分のことがよくわかったのです。
これはとても大きな収穫でした。
今後ともたくさんのお客さんに来て頂いて、一緒に成長していきたいと思います。
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