こんにちは、
株式会社Lean Stack代表の吹上由樹です。
社労士事務所向けDX支援「ヨハクル」
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はじめに
今回は社労士法人向けのAI研修について綴っていきます。
ChatGPTの使い方。
プロンプトの型。
最新機能の紹介。
受講後のアンケートは、だいたい高い。
「分かりやすかった」
「触れてよかった」
満足度は4点台後半。
でも、1ヶ月後の現場を見てください。
給与計算は、まだExcel。
助成金のチェックは、まだ目視。
就業規則は、まだWordの探し物。
断言します。
機能だけ伝えるAI研修は無意味です。
もっと言うと、やらない方がいい。
今回は、なぜ社労士法人向けのAI研修が現場に定着しないのか。
その正体と本当の順番を書きます。
この記事を読むと「残らない研修」と「残る研修」の差が、順番ごとにつかめます。
みんなが信じている社労士AI研修の嘘
みんな、こう信じています。
「いい講師に、いいツールを教えてもらえば、現場は変わる」
だから、パッケージのAI研修を買う。
助成金が出るから受ける。
社労士法人ならスタッフ全員で受ける。
その場は、盛り上がるんですよ。
デモは通る。
画面は動く。
「こんなこともできるのか」と、ノートにメモする。
ところが、翌日です。
事務所の帳票を出した瞬間、止まる。
顧問先ごとの手当。締め日。例外。所長判断。
パッケージ研修には、それが載っていない。
載っていないものは、現場で使えない。
使えないものは、翌週から開かれない。
例外が出た瞬間、Excelに戻る。
これが、社労士法人のAI研修でいちばんよく見る型です。
しかも、受講者のせいじゃない。
教える側が現場を聞かずに終えている。
講師は「共通の使い方」は教えられる。
でも、「うちの法人の、あの業務の、あの例外」は教えられない。
聞けていないから、カリキュラムが一般論のまま終わる。
一般論のまま終わった研修は文化にならない。
満足度は高い。
定着率は低い。
このズレを誰もあまり言わないんですよね。
社労士DXの失敗って、ツールが弱いからじゃない。
現場を聞かずに、機能だけ渡して終わるからです。
本当は業務の棚卸しが先だった
順番が、逆なんです。
機能を覚えるのが先ではない。
業務の棚卸しが、絶対に先です。
絶対にです。
重い業務はどれか。
誰の頭にしかない判断が、どこにあるか。
わからないときに、誰が止めて、誰が決めるか。
ここを先に出す。
そうすると、何が起きるか。
講師は、業務が分かったうえで研修カリキュラムを組める。
受講者は、実務ベースの研修を受けられる。
だから、定着率が底上げされる。
地図を描いてから走るのと、機能カタログを渡されて走るのと。
残るのは、前者だけです。
過去にも書きましたが、AIを学んでも業務に落ちないのは、横軸の「できること」ばかり増えて、縦軸の「うちの業務」に下りてこないからです。
社労士法人向けの研修でも、まったく同じことが起きます。
しかも法人は、人数が多い分、ズレも増幅する。
所長は理解した。
スタッフは触った。
でも、翌日の進め方が揃っていない。
揃っていない研修は、浸透ではなく、消化不良です。
ヨハクルが体現しているのは、ここです。
派手な機能紹介ではない。
先に棚卸しをして、事務所固有の進め方にフィットさせてから、研修に入る。
準備期間で地図を描く。
そのうえで、給与計算、勤怠、助成金といった実務に載せる。
地味です。
でも、残るのはこっちです。
実際、棚卸しのあとに重い一点を変えた先では、助成金チェック80%削減、就業規則95%削減、給与計算80%削減といった数字も出ています。
大事なのは、受講回数ではありません。
残った運用です。
ヨハクルの公式サイトでも、研修の前に業務の棚卸しとカスタムAIの構築を実施する、と書いています。
飛ばしたくなる気持ちは、分かります。
でも、飛ばすと見た目だけ先進的で、中身は属人化したまま、になりやすい。
社労士DXを現場に残すために
じゃあ、どう変えるか。
難しくない。順番だけです。
重い業務を1つに絞る
機能一覧を暗記する必要はありません。
社労士法人なら、いちばん重い一点からでいい。
給与計算でも、助成金でも、手続きでも。
「全部一気に」は、定着の敵です。
一点に絞ると、講師もカリキュラムを組める。
受講者も、「今日の研修は、明日のあの作業のためだ」と分かる。
分かる研修は残る。
分からない研修は満足して終わる。
例外と判断基準を先に言語化する
汎用プロンプト集を量産しても、現場は残りません。
先に出すのは、例外です。
この顧問先は20日締め。
この手当は、この条件だけ出す。
わからないときは、この人が止める。
ここが言語化されていない研修は、デモ用です。
決して実務用ではありません。
生成AIは、例外を知らないと、きれいな間違いを出します。
きれいな間違いは、現場がいちばん嫌うやつです。
だから、ChatGPTの使い方より先に、事務所の例外を書く。
順番は、これ一択です。
成功の定義を「触れた」から「迷わず回せる」に変える
「全職員が一度触った」は、成功ではありません。
担当者が、迷わず回せるか。
ここがゴールです。
触れたかどうかは、研修の入口。
回せるかどうかが、社労士DXの出口です。
ヨハクルが研修の前に棚卸しを置くのも、出口を先に決めるためです。
講師が現場を分かっていないと、出口のないカリキュラムになる。
受講者が自分の業務で受けていないと、入口で終わる。
両方を同時に満たすのが、棚卸しが先、という順番なんです。
まとめ
社労士法人向けのAI研修が現場に定着しない理由は、講師が下手だからではありません。
機能だけ伝えて、現場を聞かずに終えるからです。
やるべきことは、3つだけです。
-
業務の棚卸しを先にやる
-
講師が実務ベースでカリキュラムを組む
-
受講者が自分の業務で受けて、定着率を上げる
機能から入るか、棚卸しから入るか。
このたった一つの順番で、研修は残るか、消えるかが決まります。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
「AI研修は受けたのに、現場が1ミリも変わっていない」
「うちの業務に合わせたカリキュラムって、組めるものなのか」
「ぶっちゃけヨハクルって、普通のAI研修と何が違うの?棚卸しから見せてほしい!」
という方は、以下からお気軽にご相談ください。
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それでは、また次の記事でお会いしましょう。





