こんにちは、
株式会社Lean Stack代表の吹上由樹です。
はじめに
今回は、AI推進をしている僕が、あえて断言します。
士業がAIを信じられないのは、正しい。
これ、ポジショントークでも何でもなくて、本気でそう思っているんです。
法律を扱う。
人の人生を左右する書類を作る。
一字一句、間違えられない世界で仕事をしている。
そんな人たちが、「AIに任せましょう!」と言われて「はい、そうですね」となるわけがないんですよね。
むしろ、簡単に信じるほうが怖い。
でも、「信じられない」と「使わない」は、まったく別の話です。
今回は、士業がAIを信じられない理由を全面的に肯定したうえで、それでも僕らはその壁を凌駕している話をします。
士業がAIを信じられない理由は、全部正しい
ChatGPTに就業規則のドラフトを投げてみたことがある先生、いると思います。
返ってくるのは、「まあ、間違ってはないけど……」という60〜70点の回答。
一般論としてはそれっぽい。
でも、自社の顧問先の業種・規模・地域の慣行を反映しているかというと、まったくしていない。
士業にとって、70点は0点と同じだったりします。
これは誇張でも何でもありません。
法律に「だいたい合ってる」は存在しない。
労働基準法の条文ひとつ、社会保険の適用要件ひとつ、間違えたら顧問先に実害が出る。
GPTに聞いて、Claudeに確認して、Geminiでクロスチェックして
——結局どれも「平均的に賢い」だけで、法律の細かい条件分岐までケアしてくれないんですよね。
「36協定の特別条項、この業種だと上限は何時間?」
「この従業員、社保の適用拡大の対象になる?年収は106万超えてるけど、週の所定労働時間が……」
こういう、実務の現場で毎日飛び交う問いに、汎用AIはまともに答えられない。
だから、「AIなんて使えない」と感じるのは、完全に正しいんです。
実際に士業の先生方にAIの話をすると8割くらいが「AIってバカだよね」と言われます。
おっしゃる通り、専門性が高い領域ではそうなってしまうのは否めません。
「だったら自分でやる」が、一番危ない
AIが信じられない。
汎用AIでは使い物にならない。
だったら、自分でやればいい。
人がやったほうが確実だ。
——この判断、論理としては正しいように聞こえます。
でも、これが一番危ない判断なんです。
「自分でやる」を選び続けた先に何が待っているか。
属人化。
所長だけが全部を抱えて、毎月の繁忙期に倒れそうになる。
人手不足。
採用しようにも、士業事務所の求人に若い人は来ない。来ても定着しない。
時間の枯渇。顧問先対応に追われて、新規の営業も、サービス改善も、何もできない。
全部、「人がやったほうが確実」という判断の延長線上にあるんですよね。
AIを信じないことと、AIの存在を無視することは、まったく別の話です。
信じなくていい。
でも、「自分たちだけでやり続ける」という選択が、事務所の首を静かに絞めていることには気づいてほしい。
「今は回っている」——その"今"がいつまで続くか、冷静に考えたことはありますか。
僕らが汎用AIの限界を超えている方法
ここまで読んで、「じゃあどうすればいいんだ」と思っている方がいるはずです。
答えを言います。
汎用AIに無理をさせるのを、やめればいい。
GPT、Claude、Geminiは、確かにすごい。
でも、あくまで「平均的に賢い」AIです。
法律の条文、通達、判例、行政の運用実態——こういう「細部の正確性」が命の領域には、汎用AIでは限界があります。
プロンプトを工夫すれば多少はマシになる。
ナレッジを組み込めばマシになる。
でも、「多少マシ」では士業の仕事には使えない。
こうやって頭を抱えている士業の先生たくさんいらっしゃいます。。。
じゃあどうするか。
僕らがやっているのは、ルールを事細かに設定できるAIを使うということなんです。
GPTやGeminiが悪いわけじゃない。
実際、ChatGPTにはGPTs、GeminiにはGemという、ナレッジを蓄積してカスタマイズできる機能もあります。
「ある程度の専門性」なら、確かに載せられる。
でも、「ある程度」と「法律を任せられるレベル」の間には、とんでもない溝があるんです。
士業の仕事って、結局ルールの塊なんですよね。
法律の細かい条件分岐。
業種ごとの例外規定。
「この場合はこう、でもこの条件が重なったらこう」という判断の連続。
このルールを、AIに対してどこまで細かく・正確に設定できるか。
まさに、ここが勝負なんです。
ほんとにココ。
汎用AIが70点で止まるのは、AIの頭が悪いからじゃない。
ルールを極められる設計になっていないからです。
逆に言えば、ルール設定を事細かにできるAIを選べば、あなたの事務所の専門性をそのままAIに載せられる。
「ChatGPTに聞いてもダメだった」で止まっている人が多いんですけど、それは道具の選び方の問題なんですよね。
専門性を高められるAIを選ぶ。
自分たちのルールを、徹底的にAIに叩き込む。
それだけで、「AIは使えない」という前提がひっくり返ります。
AIを"信じる"必要はない
ここまで読んでも、「でも、本当に大丈夫なの?」と思っている人がいるかもしれません。
それでいいんです。
むしろ、信じなくていい。
士業の最大の強みは何か。
「疑って、確認して、検証する」能力です。
法律を扱うプロフェッショナルは、常に根拠を確認する。
-
条文に当たる。
-
通達を読む。
-
判例を調べる。
その力を、AIの出力にも使えばいいだけなんです。
AIを「信頼」する必要はない。
AIの出力を「検証」すればいい。
信頼ではなく、検証。
これが、士業×AIの正しい付き合い方です。
そしてね、検証してみると気づくんですよ。
「あれ、これ、自分がゼロからやるより圧倒的に速いぞ」と。
信じなくていいから、
一度試して、一度検証してみてほしい。
それだけなんです。
ということもあって、まずはAIの出力を実際に確認していただくということをやらせていただいています。無料です。
まとめ
士業がAIを信じられないのは、正しい。
専門性が高い仕事をしている人ほど、「平均点のAI」に違和感を覚えるのは当然です。
ただし、「信じられないから使わない」は、間違いです。
汎用AIの限界は本物。
でも、その限界を超えるAIはもう存在している。
信じなくていい。
でも、試さないのは、もったいない。
信じられないまま立ち止まるか、信じなくても前に進むか。
選ぶのは、あなたです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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