こんにちは、
株式会社Lean Stack代表の吹上由樹です。
【著者プロフィール】
吹上由樹(ふきあげ よしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役
2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立
弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/
YouTubeチャンネル:DXできるくん
https://youtube.com/channel/UC-f1ZI9MiME-GC0l1gwNf4w?si=WeyqGjBSvVXwSaDB
はじめに
「NotebookLMって、結局“PDF要約ツール”ですよね?」
もしそう思っているなら、少しだけもったいないかもしれません。
NotebookLMは、あなたが入れた資料だけを根拠にして、回答を組み立ててくれます。
しかも「どこを根拠にしたか」を辿れる。
これは、まるで──社内に“根拠付きで答える司書”を雇う感覚です。
本記事では、提供いただいた文字起こしテキストをもとに、ビジネス寄りに「使い方5選」へ再構成しました。
従業員10〜100名、情シスなしでも回る形に落とし込みます。
では今日もやっていきましょう!
1. なぜ今、NotebookLMが必要なのか
中小企業の現場で一番コストが高いのは、実は「考える時間」ではありません。
探す・読む・まとめるに、静かに時間が溶けていきます。
一方、AIチャットは便利ですが、根拠が見えないと意思決定に使いづらい。
では、どうすればいいのか。
答えはシンプルで、根拠(ソース)を先に固定することです。
NotebookLMは、あなたがアップロードしたPDFやURL、社内資料を“ソース”として扱い、その範囲で回答します。
意思決定に必要な「再現性」と「説明責任」を残しやすいのが強みです。
出典:NotebookLM(Google) https://notebooklm.google.com/
2. NotebookLMのビジネス活用法5選
1. サービス比較を「根拠つき」で終わらせる
SaaS選定、外注先選定、代理店提案の比較。
資料が増えるほど、比較軸がブレます。
そこで、提案書PDF・Webページ・打ち合わせメモを1つのノートブックに入れます。
そして、こう聞きます。
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「要件A/B/Cで、各社の強み弱みを表で」
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「“運用負荷”が一番小さいのはどれ?根拠も」
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「判断に必要な追加質問を5つ作って」
台紙が揃うと、議論が速くなります。
2. 議事録・文字起こしを“検索できる資産”に変える
議事録があるのに、次の会議で「前回、何決めたっけ?」が起きる。
これ、あるあるです。
複数回の議事録(または文字起こし)をまとめて入れて、時系列で聞けます。
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「このプロジェクトで最初に懸念されたリスクは?」
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「対策の議論はどう変化した?経緯をまとめて」
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「未決事項と、次回までのTodo(担当・期限)を」
思い出すのではなく、呼び出せる形にします。
3. 顧客の声(アンケート/問い合わせ)を意思決定に変える
アンケートや問い合わせは集まるほど、読むのが苦行になります。
でも放置すると、改善の種が腐ります。
PDFのアンケート結果や、問い合わせの月次まとめを入れて、分類します。
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「不満の上位テーマ3つと、代表コメントを添えて」
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「“解約”に繋がりそうな兆候を仮説で挙げて」
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「改善案を“すぐできる/時間がかかる”で分けて」
小さな違和感を、先に拾えます。
4. 社内マニュアルを「聞けば返る」形にする
マニュアルが分厚いほど、誰も読まなくなります。
結果、詳しい人に質問が集中します。
承認済みの手順書、社内ルール、FAQを入れておくと、質問窓口になります。
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「この作業の手順を“新人向けに5ステップ”で」
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「例外ケースは?どの資料のどこに書いてある?」
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「よくある質問を10個作って」
マニュアルは、まるで──巨大な倉庫です。
“棚番号付きの案内係”がいるだけで、回り始めます。
5. 採用の書類選考と面接設計を高速化する
採用は重要なのに、膨大な履歴書を読み込む時間が確保できない。
だからこそ、最初の整理をAIに任せます。
案外これやってる大企業も増えてきてます。
求人票と候補者の職務経歴書を入れて、まずは一致度の整理。
その後、面接で確認すべき論点を作ります。
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「必須要件/歓迎要件でフィット度を整理して」
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「懸念点と、確認すべき質問を10個」
-
「入社後3ヶ月で期待できる成果を仮説で」
登る前に“ルート”を見える化するだけで、事故が減ります。
採用にかけるリソースも格段に減らすことができますね。
3. 失敗しないための注意点
注意点1: ソースは“最新版・一次情報”を優先する
AIは入れた情報に忠実です。
古い資料を入れると、古い答えが返ります。
これは、まるで──古い地図で運転する感覚です。
参照する資料は、先に整えましょう。
注意点2: 機密情報と共有範囲を先に決める
個人情報・顧客情報・未公開情報は特に注意。
共有は「誰に」「どこまで」を最初に設計します。
注意点3: 結論は鵜呑みにせず“根拠の番号”で確認する
NotebookLMの価値は、根拠に戻れることです。
重要な判断ほど、引用箇所に戻って確認する運用が効きます。
まとめ:今日やるべきこと3つ
NotebookLMは、派手な魔法ではありません。
でも、現場の“探す時間”を減らす道具としては、かなり堅実です。
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直近の議事録(または提案書)を1本だけ入れて質問する
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比較検討や引き継ぎなど「情報が散る業務」を1つ選ぶ
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運用ルールを1枚にまとめ、2週間だけチームで回す
膨大なAIツールがある中で、会社で導入するなら個人的にはGoogleWorkspaceをゴリ押しするのでぜひ活用してみてください。
※GoogleWorkspaceに今回解説したNotebookLMも入ってます。
では、また次の記事で。
【著者プロフィール】
吹上由樹(ふきあげ よしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役
2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立
弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/
YouTubeチャンネル:DXできるくん
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