こんにちは、
株式会社Lean Stack代表の吹上由樹です。

 

【著者プロフィール】

 

吹上由樹(ふきあげ よしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役

 

2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立

 

弊社HP:Lean Stack公式サイト

 

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はじめに

「ChatGPTを入れたのに、現場があまり変わらない」

 

あなたの会社でも、そんな“導入疲れ”は起きていませんか?

 

実は2026年の勝負は、モデルの賢さだけではありません。

 

AIの“入口”を誰が握るかで、勝ち方が決まってきます。

 

あるテック番組でAI研究者の今井翔太さんが語っていたのも、まさにこの点でした。

 

Appleが次世代の基盤モデルをGeminiベースで進める、という見立てが現実味を帯びると、iPhoneの入口が一気に“Google化”します。

 

同じ商品力でも、入口を通る人の数が違う。

 

では、どうすればいいのか。

 

中小企業が2026年に“置いていかれない”ための考え方と、今日からの動き方を整理します。

 

1. なぜ「AIの覇権争い」が中小企業にも関係あるのか


「大企業の話でしょ?」と思うかもしれません。

でも、ここがポイントです。

入口が標準になる

AIは、使われて初めて価値が出ます。

 

だから最終的には、
性能よりも“身近さ”が勝ちます。

 

iPhoneがAIの標準入口になれば、これは、まるで毎朝通る玄関に新しい受付が置かれるのと同じです。

 

社員の行動が、自然にそちらへ寄ります。

 

エコシステムが仕事を飲み込む

 

ここで私が強調してお伝えしたいのは、

 

Googleの強みがモデル単体ではなく、エコシステムにある点です。

 

Gmail、カレンダー、ドライブ、フォト、YouTube。

 

ここにAIが深く入り込むと、AIは“検索窓”ではなく、仕事の流れそのものになります。

 

データがつながると、AIが効く範囲が一気に広がります。

 

「安全に運用できるか」が勝敗を分ける

 

2026年は、AIの“性能勝負”だけではなく、企業としてのガードレール(運用ルール)が問われます。

何を入力していいか。
 

どのデータまで連携していいか。

 

ここを曖昧にしたまま走ると、ブレーキの効きが分からない状態になります。

 

2. 具体的な活用法:2026年は「AI単体」ではなく「業務OS」になる


ここからは、現場で効く“使い方”に落とします。

 

キーワードは、AIをツールとして使うのではなく、業務の入口に置くことです。

 

1. メール返信と要約を「1分」にする


Gmailのスレッドを開き、過去のやり取りを追う。

 

この作業は、まるで引き出しの奥の書類を毎回探すような手間です。

 

AIに「要点」「相手の論点」「返すべき結論」を先に出させるだけで、返信の質とスピードが上がります。

 

目安は、返信作成が5分→1〜2分です。

 

まあこれに至っては塵積もって感じ。

 

2. 会議前に「論点」と「意思決定」を整える

 

会議が長い会社は、会議が悪いのではありません。

 

論点が散らばっているだけです。

 

AIに「前回の議事録」「関連メール」「資料」を渡し、会議前に“論点メモ”を作る。

 

議事録作成も、30分→5分が狙えます。

 

これも塵積もです。

 

3. 社内マニュアルを「聞けば出る」状態にする


現場が困るのは、情報がないことではなく、探せないことです。

 

ドライブ内の規程、手順書、見積テンプレをAIの参照対象にしておく。

 

新人が「この場合はどの手順?」と聞けば、該当箇所を返せるようになります。

 

建設や製造業では人手が本当に足りないし、外国人もサービス業に流れていっているので、本当に深刻。

 

新しい社員が即戦力になってもらえるよう、あとは教育コストを少しでも下げるためには非常にいい施策です。

 

4. ヘルスケア領域は「医師に聞く前の整理」に使う

 

医療は、AIに丸投げする領域ではありません。

 

ただし「医師に何を聞けばいいか」を整理する用途は、現実的です。

 

症状、経緯、服薬、聞きたいこと。

 

これをAIに整理させると、受診が格段に“圧縮”になります。

 

5. オープンモデル(例:DeepSeek系)は「社内で閉じて使う」選択肢になる

 

中国発のDeepSeekが注目される理由の一つは、研究成果やモデルを公開し、進化を加速させている点です。

 

ここから中小企業が得られる学びはシンプルです。

 

クラウドに入れたくない情報があるなら、将来的には「社内で閉じて動かす」選択肢が現実になります。

 

業務に入れるなら「どこで動いているか(クラウドか、社内か)」は必ず確認してください。

 


 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

今回はこれからAIを業務OSにしたいと意気込む中小企業の社長、管理職の方向けに綴ってきました。

 

もし一つでも参考になる点があれば非常に嬉しく思います。

 

それでは、また次の記事でお会いしましょう!!

 


 

【著者プロフィール】

 

吹上由樹(ふきあげ よしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役

 

2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立

 

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