こんにちは、
株式会社Lean Stack代表の吹上由樹です。

 

【著者プロフィール】

 

吹上由樹(ふきあげ よしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役

 

2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立

 

弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/

 

YouTubeチャンネル:DXできるくん
https://youtube.com/channel/UC-f1ZI9MiME-GC0l1gwNf4w?si=lF2BIOZAfWkwlRrS

 


はじめに

この度、医療法人様より、Google Workspace導入支援とマーケティング全般の伴走をご依頼いただきました。

 

本当にありがとうございます。

 

ということで、本記事では、今回のご依頼内容の概要と、医療法人が小さく始めて確実に成果を出すための道筋をまとめます。

 

そしてお約束します。
必ず成果を出します。

 

数字で証明し、現場で体感し、経営判断につながる形に仕上げます。

 

それでは、いきますね。

 

1. なぜGoogle Workspace支援が必要なのか


電子カルテやレセコンが整っていても、現場のコミュニケーションとマーケティングが分断されがちです。

 

メール、紙、LINE公式、Web予約、広報記事がそれぞれ独立し、データが「点」で終わる。

 

そして、どんなツールに課金をしていたかすら忘れてしまうみたいな事態になってしまってる医院さんも少なくはないはずです。

 

Google Workspaceは、Gmail・Calendar・Drive・Meet・Chatといった日常ツールを「面」でつなぎ、業務データの流れを一つに束ねます。

 

同時に、マーケティングの接点を統合することで、患者さんとの関係性を長く温める土台ができます。

 

これがまさに我々の理念である「アナログ価値の最大化」につながる部分だと考えています。

 

Google Workspaceの導入は目的ではなく、
成果を出すための手段です。

 

予約転換率、来院率、リピート率という血流を太くし、スタッフの工数という酸素を無駄なく届ける。

 

ここにコミットするからこそ、私たちは伴走します。

 

2. 導入支援とマーケティングの具体的な活用法


1. チーム連絡の一本化(Gmail/Chat/Meet)
 

院長・看護師・事務の連絡をChatスペースで統一。

 

当直交代や緊急連絡をスレッド化し、Meetで即座にオンラインカンファレンスへ移行。

 

これは、まるで──院内に一台のトリアージ端末が置かれ、指示が一方向で流れる感覚です。

 

レスポンスの遅れが院内リズムを乱す前に、通信の「動脈硬化」を取り除きます。

 

2. 共有ドライブで医療文書の最新版管理
 

院内規程、感染対策マニュアル、学会提出資料を共有ドライブで一元管理。

 

更新履歴を自動で残し、版ズレを防ぎます。

 

紙バインダー探しにかかる時間が、診療時間の延長と同じくらいの痛みを奪います。

 

「最新版はどこ?」が消えるだけで、スタッフの心拍が落ち着き、ミスも減る。

 

3. フォーム×AppSheetでインシデント報告を即時可視化
 

Googleフォームでヒヤリ・ハットを入力し、AppSheetでダッシュボード化。

 

発生場所と時間帯のヒートマップを即時共有し、朝礼で対応策を決められます。

 

これは、まるで──院内にリアルタイムのナースコール履歴が壁面に映し出されるような安心感です。

 

「見える化」が終わりではありません。再発率を下げるまで伴走し、改善が定着するまで離れません。

 

4. 予約リマインドと待ち時間告知(Calendar/メール)

 

予約確定メールと前日リマインドを自動配信。

 

来院前に問診フォームを送ることで待ち時間を短縮し、ドタキャンを防ぎます。

 

これは、まるで──診察前から静脈路を確保し、滞留を起こさせない準備のようなものです。

 

5. 医師別・診療科別のマーケ指標をLooker Studioで可視化

 

HP流入、予約転換率、リピーター比率をLooker Studioで1枚に集約。

 

「どの診療科のどのコンテンツが患者さんの心拍を上げたのか」を一目で把握します。

 

反応が弱い箇所には即座に施策を打ち、良い脈を持つコンテンツには血流を集中させます。

 

6. コンテンツ運用のワークフロー整備

 

企画→校正→公開→振り返りをスプレッドシートとChatで管理。

 

これは、まるで──カルテ記載から退院サマリーまでの一連の流れを標準化するように、マーケのPDCAを途切れさせません。

 

「書いて終わり」を防ぎ、結果が出るまで回し切る運用を設計します。

 

7. 相談窓口の一元化(フォーム/Chat通知)

 

採用・紹介・患者問い合わせをフォームで一本化し、担当チャネルに自動振り分け。

 

「誰がいつ返すのか」が明確になり、対応漏れが消えます。

 

これは、まるで──救急外来に一つの受け口を置き、適切な科に瞬時にトリアージする状態。

 

問合せの「迷子」をゼロにします。

 

最後に


これはこのnoteを通じて、何度も言っていることですが、

 

AI導入、DX推進は決して短期決戦ではなく、中長期戦です。

 

なぜなら、組織全体の変革のことを指すからですね。

 

これが理解できていないと、一過性の研修で終わってしまったり、ツールを導入したけども、結局使わないままという結末を迎えてしまう。

 

そんな企業も少なくはないはずです。


というか、こちらの方が多いんじゃないかな。

 

ただし、だからと言って今じゃないよねというのも話が違うという言いますか、少子高齢化が深刻化している以上、遅かれ早かれ向き合わないといけない大きな課題ではないかと思います。

 

もし今のうちにDXの文化醸成だったり、AIの活用を組織に浸透させたいとお考えの方がいらっしゃったらぜひお気軽にコメントください。

 

ここまでご覧いただきありがとうございました^^

 

では、また次の記事でお会いしましょう。

 


 

【著者プロフィール】

 

吹上由樹(ふきあげ よしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役

 

2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立

 

弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/

 

YouTubeチャンネル:DXできるくん
https://youtube.com/channel/UC-f1ZI9MiME-GC0l1gwNf4w?si=lF2BIOZAfWkwlRrS