こうタイトルを書くとまるで自分が2000年以上の昔、ローマ攻略に執念を燃やしたカルタゴの英雄、ハンニバルにでもなったような気分です。
イベリア半島(バルセロナ)からゲルマン経由とはいえ、イタリア半島入りするコースもまたかつての英雄の経路をなぞっているかのごとくです。
(ちなみに私のハンドル名であるBarcasはこの英雄名(ハンニバル・バルカ)から拝借しました。バルセロナの地名の語源もこの名前にあることがその理由です)
しかしかつての英雄が数々の辛酸を舐めて達成したイタリア半島入りを、私のような凡人が軽々と2時間程度で可能になるとは現代文明恐るべしです・・・。
何を大袈裟な・・・というタイトルにしてしまいましたが、でも今年はそんな気持ちでイタリアに向き合うのだ!というくらいの気概であることもまた確かなのです。
4月のイースター休暇では『ナポリ、カプリ、ポンペイ』
8月の夏期休暇では『フィレンツェ、アルバ、ピサ、チンクェテッレ』
いや~、まさに今年は“イタリアに捧げる休日”ですね!
そんな夏期休暇の前夜祭として、金曜日に一日休日(夏休みの一部として・・・)をいただき、二泊三日でサルディーニャ島へ海水浴に行ってきました。
あ、今回はもちろん飛行機です。さすがに車でサルディーニャには行きません(笑)
6歳と4歳の子連れ家族。
しかし欧州に来てから“子供サービス”はとんと御無沙汰。
常に大人の好奇心と旅に付きあわせているばかりなので、たまには・・・と気まぐれな子供向けサービスも兼ねた今回の海水浴でもあります。
ちなみに我が家には“家族サービス”という言葉は存在しません。
“私vs家族”ではなく、“夫婦vs子供達” という構図なので、“子供サービス”という表現になるわけですが、周辺の他のご家族のお話を聞く限り、皆さんきちんと子供に配慮した旅にされているようで、我が家の親の“独善性”がひと際目立ちます・・・でもゴメンなさい!当分それを改めることは出来ないのですが(笑)。
本当は・・・本当はイビサ島(スペイン)、メノルカ島(スペイン)およびそこから足を伸ばしてフォルメンテーラ島に行きたかったのですが、デュッセルドルフからの直行がない為、日程の関係からも断念。
あぁ・・・バルセロナ時代に行っておくべきだったかな・・・と後悔の念。
もちろん、デュッセルドルフからでも渡航は可能ですが、私達夫婦の旅行スタイルが『リゾート滞在型』ではない為、1週間も海にいたら飽きてしまいそうで・・・。貧乏症なんですねぇ・・・身に付いた性分は替えられません、やっぱり(笑)
レンタカーで宿泊するホテルに向かう途中。
様々な美しいビーチに誘惑されます。
今回のホテルの眼前にあるビーチ。Costa Rei という名です。
うーん、まるで一昔前のポカリスエットのCMで出て来そうな光景ですね~。
海の透明度は期待通りの素晴らしいものでした。
ホテルにはプールも完備しています。
海に飽きたらプールで塩を砂を洗い流してサッパリ出来るというわけですね。
子供にももってこいの環境です。
リゾート内のコテージはこんな感じです。
ところで下の写真は2005年の夏、五島列島は福江島、高浜に海水浴に行った時の写真です。
特に二枚目の写真は上から3枚目の写真と酷似にしていると思いませんか!?
解像度が悪かった当時の写真でもこれですから、五島の海の素晴らしさも際立っているというものです。
・・・サルディーニャ島のPRなのか五島のPRなのか分からなくなりましたが、とにかく美しくて人が少ない(ここが私のポイント!!)海はリラクリゼーションにはピッタリですね。
それにしてもサルディーニヤの海の透明度は最高でかなり沖までいっても海底まで見られるのですが、魚がいなかったですねぇ・・・。実は高浜もそうでした。
逆にいうと魚があまりいないからこそ、この透明度が保たれているんでしょうか・・・?
サルディーニャの強烈な日差しに晒されて、子供はいうに及ばず、私自身もこんがりとローストされて戻って来ました。日焼け止めは塗りましたが、やはり1日中水に浸かっていると落ちてしまいますね。
それにしても外国人達の“焼く”ことへの熱心さは徹底しています。
いつもながら“美白”を追及する日本人とかなり大きなギャップを感じる点でもあります。
私自身の日焼け痕の痛みは消え、そろそろ痒くなりつつありますが、何よりもヨーロッパにて来て4回目の夏にしてようやく・・・『寂しい夏休みだったの??』とスタッフに聞かれなくて済みそうでホッとしています(笑)
























