Barcas の”ゲルマン踏破行” -4ページ目

Barcas の”ゲルマン踏破行”

Aug.20.2010~Barcelona in Spain
Jun.11.2012~Dusseldorf in German


太陽の国から曇天の国へ。
生ハムの国からソーセージの国へ。
陽気なラテンから気難しいゲルマンの地へ・・・・・

対照的な二つの国を比べながら、ヨーロッパの魅力に迫ります!

翌二日目の朝、いよいよ村巡りに出発です。

スケジュールの都合上、この一日でモンテロッソ以外の4つの村全てを周らなければなりません。


宿の方からも『村を周る時は、車ではなく電車を使った方がいい』と言われていましたので、まずはモンテロッソの駅へ。徒歩で10分弱というところでしょうか。


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朝からじりじりと気温が上がっているのが肌で感じられます。

日陰にいないと・・・


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電車がやってきました。


Barcas の”ゲルマン踏破行”


やはり観光客は多いですね。席は一杯です。

私達は一駅ごとに降りるので、ドア前に立っていましたが、そこも結構な人でした。


モンテロッソを出発して約3分程で隣の村である『ヴェルナッツア(Vernazza)』に到着しました。


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駅からとりあえず一度海の方まで下り、その後一気に“登山”開始です。


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途中の展望台?にて。

本当はもっと上まで登ることも可能でしたが、徐々に強くなりつつある日差しの中、6歳と4歳の子連れであること、さらにまだ他に3つの村を見て回ることを考慮し、とりあえずここまでとしました。


ちょうど後ろから太陽が当たっている為、海の色が綺麗です。



『ヴェルナッツア(Vernazza)』をあとにした私達は、次の『コルニリア(Corniglia)』 に到着しました。


Barcas の”ゲルマン踏破行”



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町は前方にそびえる丘の向こう側です。


Barcas の”ゲルマン踏破行”


この階段を登りきらないと町にはいけません。


強烈な日差しの中、観光客の皆さんは徐々に“あご”を出しておりました。

そりゃーそうですよね、皆さんあれだけ体格が良ければ・・・・。


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これでもまだ階段途上です。はるか下方の線路が見えるでしょうか・・・。

我が家は、長崎の急坂で鍛えた経験を持つ為か、比較的みんな階段に強く?この程度なら問題はありませんが、いかんせん陽射しのお陰で吹き出る汗には参りました。


面白いもので汗をかいている時に水を飲むとさらに汗が出るんですよね。

今回は水どころでは収まらない暑さでしたので、冷たいグラニータを食べたところ、一発で汗が止まりました・・・。氷の威力恐るべし!!です。


Barcas の”ゲルマン踏破行”

本来は町が出来るようなスペースがない場所に作られた町なので、このような細い路地だらけです。何となく長崎の『軍艦島』を連想してしまいました。


下の写真は昼食(軽食)に立ち寄ったカフェにて。

こういうさりげないジョークがいかにもイタリアを思わせて楽しいですね。


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この『コルニリア』、皆さん苦労して上っただけあって、町からの展望は素晴らしい。


これは展望台から見た隣の村『マナローラ(Manarola)』

厳しいロケーションが良く分かります。


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お次は展望台から見えていた『マナローラ(Manarola)』に向かいます。


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さあ、また苦しい苦しい登山の始まりです・・・。


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このチンクェテッレの絶景を楽しむ為には、どうしてもこの“登山”は欠かせません。


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整備された歩道は途中まで。


『階段』と表現するにはあまりに険しい岩と瓦礫の急坂を登り続けなくてはなりません。


時間は午後2時前後。


照りつける日差しがもっとも厳しい時間帯だったこともあり、家族はこの展望ポイントに残し、私だけさらに上を目指して登り続けました。


山の最上部にあたる展望ポイントは、それは凄い絶景でしたが、なんと!悔やまれることにカメラを家族の元に残して来てしまっていた為、その絶景は私の脳裏に刻まれただけの幻となってしまいました・・・。


人間の頭の中身もダウンロード出来れば・・・なんて思ってしまいますね。


Barcas の”ゲルマン踏破行”


これは“登山”途中から振り返ったコルニリア、ヴェルナッツア方面。岬の突端に町が群がるようにひしめき合っている様子がわかります。


『行きは良い良い帰りは辛い』


下りは子連れにとっては非常に辛い難行苦行となりました。


岩と瓦礫の急坂、おまけに雨が少なく乾き切った土は滑り易く、慎重に歩みを進めなくてはならず、結局上りの倍近い時間がかかってしまいました。


途中で出会したドイツ人家族達(家内が会話してドイツ人と判明)は、私が一人だけ登った展望ポイントに向けて去って行きましたが、奥さんは完全にバテバテ。一人だけ大きく家族に後れをとっておりました・・・無事に登れたでしょうか・・・。


Barcas の”ゲルマン踏破行”


町まで下りて来た私達。

さすがに家族の疲労は隠せません。


そんな我々の活力回復への“カンフル剤”になってくれたのが、この“海鮮フリット”です。

これはカラマール(イカ)のフリット。

(途中まで夢中で食べてから、はたと気がついて写真を撮りましたので量が少ないですが、本当は“山盛り”です!)


左上にある瓶ビールと一緒に立ち食い、立ち飲みでしたが、これが最高に美味かった!!


カラマールは新鮮で熱々、コリコリの食感、フリットの油は甘く、微かな塩味。これにレモンを少し絞って・・・とくれば、これでビールを飲まないで何を飲む?という感じです。

ホント、レストランでの改まった食事では味わえない醍醐味ですね。


ところでこの海鮮フリットのスナックのお店、このマナローラとお次のリオマッジョーレに一軒づつしか見かけませんでした。

普通ならもっともっとこの手のお店がゴロゴロしていても良さそうなのですが・・・この辺が商売気がないというか何と言うか面白いところです。


ところでこのマナローラは、前出のブロガーさんのコメントにもあったのですが、5つの村の中で最も海の透明度が高かったように思えます。

町を下ると直ぐそこが入江になっているのですが、皆海に飛び込んでおりました。

下の2人、気持ち良さそうに浮かんでいますね。


水着を持ってくればよかった!!ま、どのみちゆっくりここで海に浸かっている余裕はなかったとは思いますが・・・。


Barcas の”ゲルマン踏破行”

カラマールのスナックにて、その疲れと渇きを癒した私達(大人だけ)は、最後の村、『リオマッジョーレ』に向かいました。


つづく

日曜日の夜、イタリア中北部の旅が終わりました。


まったく終わってしまうのが残念な程楽しく充実した旅でしたが、その一方でこれ以上の“長期旅行”だと自分が『ダレてしまうかも・・・』と感じていたのもまた事実。


“美味しいご馳走も毎日では感動が薄れる”ということなのでしょうか。

適当なところで、一度現実に戻って“逆リフレッシュ”しないと感動を新たに出来ない性分と言えるのかもしれません。


やっぱり“旅”は“生活”になってはいけないのですね。


少なくとも、私にとっては旅は長ければ長い程良い・・・ということでもなさそうです。


今回周った順番は、


   フィレンツェ     3泊

   トランジメーノ湖 (フィレンツェから日帰り)

   モンテプルチアーノ (同じくフィレンツェから日帰り)

   ピサ         フィレンツェからチンクェテッレ途中に立ち寄り。

   チンクェテッレ   2泊

   アルバ       1泊

   バルバレスコ・バローロ 1泊

   アルザス・リクヴィル(フランス) 1泊


という順番でした。


ところで・・・以前から思っていたのですが、旅行記のような洒落たモノを書ける訳でもない自分にとっては、旅の順番に時系列で日記を書くことは本来苦手な分野に属します。


そこで、ある意味“禁じ手”かもしれませんが、今回は印象に残った順に綴ってみたいと思います。

順不同・・・読み辛いかもしれませんが、完全に自己満足のブログです。




さて、今回の旅に無理矢理テーマを与えるとすれば


『フィレンツェとワインの旅』


というタイトルとなることは間違いありません。


イタリアの名高い観光都市、フィレンツェ。

未到のこの街を観光することはヨーロッパ生活中の大きな目標の一つでした。


一方で夫婦そろって昔からワイン好き。

スペインで赤ワイン、ドイツで白ワインに開眼した私達にとっては、フランスと並んで世界に君臨するイタリアワインを現地で味わうことは、もう一つの念願でもあった訳です。


当初フィレンツェとベネチアを同時に旅することも考えた私達でしたが、わざわざベネチアを見送ってまで良質なワインの産地として名高いトスカーナ、ピエモンテ州を今回の旅に組み入れることには、多少の未練こそあれ、最終的に躊躇いはありませんでした。



そこで問題となったのは『チンクェテッレ』をどうするかです。


ここはバルセロナ在住時代の知人から強烈に薦められて以来、私個人にとってはどうしても訪れたい場所の一つになっていましたが、それはあくまで私個人の希望に過ぎず、日本人の間ではそれ程知名度がないことからも、ベネチア等の著名観光地を見送ってまで、今回の旅に入れ込むことは家内の手前もあり、こっちは多少の躊躇いがありました。


そこで大きな追い風となったのが、私にとっての“イタリアマイスター”でもあるブロガーさんの『チンクェテッレ旅行記』です。


写真や見所情報などを適切かつ詳細に綴っていただいたおかげで、私だけではなく、家内の中でも『チンクェテッレ』という場所がだんだん具体的にイメージ出来るようになってきたことが、最終的に『チンクェテッレ』に二泊を割く為の大きなインセンティブになったことは間違いありません。


私に最初にこの地を紹介していただいた、今では既に日本に帰国してしまった知人と、この地を楽しむ為の様々な情報を与えていただいたブロガーさんに改めてこの場を借りて感謝をささげたいと思います。



このような経過もあり、やっぱり最初のブログはこの『チンクェテッレ』から始めることにしましょう。



全ての観光を終えた今、率直な感想は


『なぜ、これ程の景勝地、そして世界遺産が日本ではあまり有名ではないのか???』


という疑問に尽きます。

勿体ない・・・と思うと同時に『あまり踏み荒らされないで欲しい』という背反した感情もあります。

それ程、ここは素晴らしい観光地であり、リゾート地でもありました。




さて・・・旅を始めて4日目の朝、フィレンツェをあとにした私達は途中ピサに立ち寄りながら、その日中にチンクェテッレに着けば良い、とばかりに快晴の空と夏の日差しで緑眩しい山々を眺めながら、のんびりとしたドライブを続けておりました。


ピサからチンクェテッレまでは1時間半ほどの距離ですが、高速を降りてからは山また山の繰り返し。整備されている道もあれば、完全な旧道もあり、お世辞にも便利とは言えない行程。


『この先に本当にあの村が・・・?』


と微かな、本当に微かな不安ではりますが、確実にそう感じざるを得ない程、イタリアの世界遺産への道筋としては地味で未整備な行程でした。


午後2時30分を回った頃、ようやlく幾つか目の山の峠を越え、何となく先にリグーリア海が開けて見えそうな雰囲気の場所まで辿り着きましたが、


『山を超えると眼前には息を呑むようなパノラマが広がっていた』


的な劇的な展開がある訳でもなく、依然として正体がよく見えないまま、車は海に向かってかなり急激な坂道を下り続けます。


チンクェテッレとは、その名の通り、5つの小さな海沿いの村の集合体を指しますが、その内のどの村に宿泊するかによって利便性は大きく変わるような気がします。

特に私達のように子連れ⇒荷物多し!⇒車での旅 となると、宿泊場所に駐車場が完備しているか、完備はしていなくても、すぐ近くにあるかどうかが大きなポイントになります。

チンクェテッレのように海際の断崖にある村ともなれば、必然的に駐車スペースは限られてくるわけで、余計にその心配はしなくてはならなくなります。


5つの村の内、モンテロッソ、リオマッジョーレの宿泊が良さそうと絞り込みましたが、いかんせん現地情報が乏しく、その先の決め手がなかなか見つかりませんでした。

先のブロガーさんからの情報が決め手となり、結局モンテロッソに宿を取りましたが、結果的にはこれが大正解!宿のすぐそばに駐車場があった為、最小限の負担ですみました。


さて・・・観光は翌二日目にとっておくとして、初日の夕食は早速ブロガーさんにご紹介いただいた


『CIAK』


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まだ明るい午後7時半。店に到着しました。


Barcas の”ゲルマン踏破行”


メニューもお店の名を冠したパスタにしました。


Barcas の”ゲルマン踏破行”


いやいや、どうしてイタリアで食べるパスタはこんなに美味しいのか?と思ってしまいます。

“海の出汁”とでも表現するしかないような味わいの深さを感じますね。


きっと日本で食べる蕎麦もお寿司もそう思うんでしょうけどね・・・。

写真にはありませんが、もう一つバジルのパスタもまた最高に美味しい。バジルがこんなに芳しく感じたのも初めての体験かもしれません。


Barcas の”ゲルマン踏破行”

海際の街ならではこその“海鮮フリート”!ビールのお伴にはもってこいです。


そして・・・ここでどうしても外せないのは、チンクェテッレでしか味わえないデザートワイン、『シャケトラ』です。

Barcas の”ゲルマン踏破行”


このシャケトラ、通常のワインボトルの750㎜ℓに比べて量は約2/3の500㎜ℓしかないというのに、値段は最低30€からという“高級ワイン”です。


このお店に入る前に立ち寄ったエノテカで『試飲出来ない?』と聞いてみたら、『シャケトラは高いワインだから試飲は出来ない!』とアッサリふられてしまいました(笑)


何でも通常のワインの10倍のぶどうの量を必要とし、凝縮させるんだそうです。

なるほど・・・高いのも仕方ないかもしれませんね。


平地が少なく肥沃な土壌には程遠いチンクェテッレで、先人達が知恵を絞って生みだした特産ワインのシャケトラ。

今回はレストランで有り難く一杯づついただきました。


ワインの色も一瞬ロゼか!?と思わせるようなレンガ色。“濃縮ワイン”とでも表現したくなるような色合いです。

お味の方は、私には濃厚なコニャックのような香り、酒精強化ワインでもあるシェリーを連想させるような味わいでした。

いずれにしても通常のデザートワインとは明らかに異なるモノです。

ごくごくと飲み干すようなワインではなく、食後に少量づつ飲む・・・そんなスタイルがこのワインには合っていると思いました。


もう二度と来ないかもしれないチンクェテッレ、このワインなら1ダースとは言わないまでも半ダースくらいはズバッと買いたいと逸る気持ちをグッッッ!と押し殺し・・・記念ということで“一本だけ”購入して帰って来ました。


2日目は5つの村の観光に入ります。


つづく。

最近・・・なにか姿勢が良くなった気がします。


仕事場でドイツ人に達に囲まれることが多く、最近の関わることが多い仕事のパートナーもイギリス人・・・とにかく丈高い彼らといると、精一杯背筋を伸ばしておかないと常に上を見上げるばかりで首が痛くなってしまうからです。

ま、それだけでなく、やっぱり仕事をする上で常に上から見下ろされるというのは、どうも精神衛生上よろしくないから・・・とも言えますが。


その点バルセロナ時代は楽だったですねぇ!

スペイン人やフランス人、イタリア人のようなラテン系は日本人からみてもそれ程背が高くないので、そんな気を使う必要がなく、ほとんど日本にいる時と変わらぬ意識でいることが出来ました。




さてさて・・・7/31~二泊でパリへ出張して来ました。

二週間前にパリへ家族で行ったばかりですが、今度は仕事です。


パリと言っても当社の出先は市内中心部にあるわけではなく、シャルル・ドゴール空港からだとパリ中心部の東側を迂回する形でやや南に下ることになります。タクシーだと1時間程です。


移動当日は宿泊だけ。

翌朝今回のアテンド役のフランス人マネージャーにピックアップして貰って、客先訪問へ。


打合せルームはこんな感じです。


Barcas の”ゲルマン踏破行”


携帯のカメラなので解像度が悪く、おまけにピンボケで申し訳ないのですが、ミニクロワッサン等をつまみながらミーティングを行うのがいかにもフランス流ですねぇ。(おまけに結構美味しかったりします・・・)


ちなみにドイツでのミーティングではこれがクッキーに変わります。(これがあまり美味しくない(笑))


日本では来客があるとまずお茶が出て・・・というのがパターンでしたが、この点は大きな文化の違いでもあります。

日本では会議中に何か食べ物をつまむ・・・なんていう行動は“会議に集中していない=不真面目”と受け取られる文化がまだ残っているような気がします。

大事な話の時何か食べながらとは怪しからん!という感じでしょうか。


先にお茶を出すというのも、「世間話をしてから本題に入る」・・・という日本スタイルに合わせたものだと思えば納得出来ますね。


ただ・・・私が日本を出る直前くらいの頃には、お客によってはお茶も出ないミーティングが非常に増えたような気がします。

打合せ一つをとってもだんだん余裕がなくなって来た、とは日本に居た頃から感じていたことではありました。


善し悪しは別として、このようにお茶菓子を摘みながら・・・という“ヨーロッパ流”だと確かに幾分かミーティングでも余裕を感じることは事実です。

お互いの気分もほぐれますしね。



さて午前中の打合せが終了した後、弊社のオフィスに戻って社内ミーティング。


弊社パリのオフィスでは、会議室が幾つもあるのですが、全てロワールの古城の名前がつけられています。


"Salle Chenonceau"(シュノンソー城・ルーム)

"Salle Amboise"(アンボワーズ城・ルーム)

"Salle Chambord"(シャンボール城・ルーム)

"Salle Usse"(ユッセ城・ルーム)

"Salle Versailles"(ヴェルサイユ・ルーム)


などなど。


そして各ミーティングルームにはその部屋の名前の由来となったお城の写真が名前と共に飾られているというわけです。(下の写真)


今回の私達が使った部屋は"Salle Chenonceau"でした。


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私が日本に居た頃担当していたある外資系のお客様でも似たような趣向をみたことがあります。

会議室に


“伊万里”

“九谷”

“備前”


という名前がつけられ、それぞれの部屋には伊万里焼や九谷焼製の磁器陶器が必ず一品置いてあるという感じで大変風雅な印象を受けました。


振り返って弊社の本社(東京)での会議室は、『WO‐215』などといった無機質な記号がふられているだけ。


どこかの“病原性大腸菌”じゃあるまいし、センスもへったくりもありゃーしない・・・もうちょっと気の効いた名前はないものでしょうか?


例えば日本らしく『金閣寺ルーム』ではどうか?と家内に問うてみるとあっさり却下。

実は私のセンスもこの程度です(笑)


家内からは“桜”、“菊”、“もみじ”などという花の名前ではどうかと提案されました。

これは気がつかなかった・・・日本的で非常にいいと思いますね。

いずれ採用されることを祈ります。



さて話戻って、今回は日本からのお客さんを伴ってましたので、ミーティング後はパリ観光を兼ねた夕食。

フランス人スタッフが用意した観光は『bateaux-mouches』によるセーヌ川下りでの夕食ツアーでした。


Barcas の”ゲルマン踏破行”


夜8時頃の出港。まだ明るい店内です。


Barcas の”ゲルマン踏破行”

やっぱり写真の解像度が低いです・・・


Barcas の”ゲルマン踏破行”

夜9時半ごろ。

セーヌ川河岸が綺麗な夕闇に包まれていきます。


Barcas の”ゲルマン踏破行”

ハイライトはやはりエッフェル塔のライトアップ。


“パリらしさ”を存分にアピールしながらおもてなしをするには、このやり方はいいですね。

お料理の方は、まあ、“それなり”という感じがありますが、外の環境が全てを帳消しにしてあまりある・・・という感じがします。


Barcas の”ゲルマン踏破行”


ちなみにこの夕食に出席したのはフランス人スタッフ男女一人づつに日本からのお客さんと私の4人だけ。夕食会席上での会話は英語で行われますが、なんとこのお客さんはフランス語が出来ることが判明、実は英語は私だけの為に使われる訳です・・・ひょっとして私はお荷物・・・???

ま、このお客様も英語の方が得意ということなので、それだけが救いではありますが・・・。


フランス人達と話していて感じるのは、彼らはフランス祖国とフランスの文化(言語)に深い自信を持っていること。

ヴェルサイユでもセーヌ川沿いの名所に対しての解説でも彼らは自信をもって語ってくれます。


そして『フランス語は発音は難しいが、本当に美しい言語なんだ!』と誇らしげに語る彼らを見ていると不思議な説得力を感じてしまいます。

これはプレゼンテーションとしてはハイレベルで、一般人でも“即席ガイド”になれるフランス人が羨ましくもあります。


日本で外国人を案内する時、果たして彼らと同じような印象を与えられるのか・・・?

自信をもって日本を語れるのか・・・考えさせられますね。



それにしてもパリは暑かった・・・。

この日の日中は38℃。セーヌ川夕食ツアーが終わった段階で夜11:00、それでも気温は33℃あります。


翌8/2(金)、今日もパリは快晴です・・・が暑さの予感・・・。


本日はスタッフがヴェルサイユ宮殿を案内してくれました。

うちの会社のオフィスからヴェルサイユまでは約5km。お客様対応の時は最も案内し易い場所ともいえ、定番コースです。

Barcas の”ゲルマン踏破行”


昨年10月に両親がドイツに来た時に初めて訪れたヴェルサイユ。

私にとっては二回目ですが、あの時と違っては現在は8月のハイシーズン。


いやいや凄い人の数でした。おまけにそこそこ風はあるというものの、陽射しが強く館内、館外を歩くだけで暑さでヘトヘトの状態です。


ここは8月に来るべきところではありません!!



18:45発のエール・フランスでの帰路。


さすが夏休みのシャルル・ドゴール、空港の混雑は半端なものではありませんでした。

カウンターに手荷物を預けたくても、既に出発前50分となった旅客の受付のみという状況。


空港の中は混雑の為暑苦しく、エアコンも全く効いていません。疲労感は倍増でした。


下は出発直前。ドゴール空港の第二ターミナル。


Barcas の”ゲルマン踏破行”


先端に向かって徐々に細く先鋭になっていくデザインで斬新です。

この辺にもフランス流のセンスを感じますね。


満席の飛行機でのアッという間の帰路でした。

家には事前にメールで『最高に冷えたスパークリングか白ワイン』をリクエストしておいたのですが、カラカラに乾いた喉には冷えた白ワインは最高だったことは言うまでもありません(笑)