小話 | Barcas の”ゲルマン踏破行”

Barcas の”ゲルマン踏破行”

Aug.20.2010~Barcelona in Spain
Jun.11.2012~Dusseldorf in German


太陽の国から曇天の国へ。
生ハムの国からソーセージの国へ。
陽気なラテンから気難しいゲルマンの地へ・・・・・

対照的な二つの国を比べながら、ヨーロッパの魅力に迫ります!

スペインとは全く関係のない話ですが・・・

久しぶりに中国駐在の先輩と電話で話していたら、面白い小話が聞けましたのでご紹介します。


先輩の友人が深センで日本料理の店(お寿司)を開店した時の話です。

営業開始にあたって、中国の衛生局の担当者が検査にきたところ、ナント不合格判定!


理由は調理場と客席が隔離されておらず、中国の衛生法規上問題があるとのこと。


「寿司はお客様の前で握る日本料理だ!!」


と主張しても全く取り合ってもらえなかったとか。


ところが!! それから1週間後の土曜日のこと。


「もう、ここまでかな・・・」


と、その友人が出店を断念しようかとも考えはじめた矢先、、その担当者がまた店に現れたらしいのです。


「今更一体何をするのか?」

いぶかるその友人を尻目に、彼は大きなガラス板を運んできて、件の調理場と客席を仮仕切りした後、鞄からデジカメを取り出すとパシャッと写真撮影。


一連の動作が終了した後、ガラス板を外して車に戻し、彼は自慢げにその友人に向かって「ニヤッ」と笑ったそうです。


もうおわかりですよね?そう、これは認可する上での“証拠写真”というわけなのです。

その友人「出店を断念しようとしている」とどこからか聞き込んだのでしょう。

「これだから日本人ってヤツは融通が効かん・・・」と思ったかどうかは分かりませんが、

「認可の通し方を教えてやる!」ということで“ご来店”になったと思われます。


当然、この担当者は自分の努力に見合うだけのモノを受取り、去っていったそうです。



中国では白でも黒でもない「灰色世界」が存在します。
そして、世界一遵法精神の高い日本人はそれに戸惑続けています。

一体何を基準にして考え、どこまで守ったらよいか、さじ加減が分からずその運用幅の中で右往左往しているのが我々なんですね。


この国を相手に商売をして儲けていくのは至難!そう感じさせるエピソードだと思いませんか?


さてさて、果たしてスペインはどうでしょうか・・・。これからじっくり観察させていただこうと思います。