金木犀の香りはトイレの香り！？私の師匠の教え〜大阪　堺東　子ども料理教室　レアレア

開講７年で参加延べ人数１２１５名！

リピート率毎年９７％以上！！

食物アレルギー発達凹凸多様な学びを選んでいる子

みんなが通える習い事

金木犀を見ると
お師匠の食育料理研究家、前キッズキッチン協会会長の
(故)坂本廣子先生のお話しを思い出します。

「金木犀の香りを嗅いで、近所の子どもが言うのが聞こえたの。
『お母さんトイレの香りだね』
って。

その子にとっては、金木犀の花の本物の香りを知る前に、
トイレの芳香剤の香りを先に体験したから、
もうその子にとっては、これからずっと
金木犀の花の香りはトイレの香りってことになってしまうの。
だから小さいうちに本物を体験することは大事なのです
子どもにこそ、本物を体験させないといけないのです」

例えが凄いけど、でも本当にそう思います。

食べ物をデコるのが流行って、
インスタ映えが流行って、

そんな時代でも
子どもには本物を体験させたい。

でも、
本物って地味なことが多くて、
映えないことが多い。

見栄えのいいキラキラで生徒を集める方が、

簡単でてっとり早いのかもしれない。

もっとデコって、キラキラな料理をたくさん出したらいいのかもしれないけれど、

私は坂本廣子先生の教えを大事にしている自分の信念が好き。

鯖の味噌煮、
ぶりの照り焼き、
高野豆腐の卵とじ

全然映えないかもしれないけれど、
でもよく見ると感じると
本物は美しい

そして、そこにある
子ども達の表情は、
どんな映えスィーツ
デコる料理よりも
輝いている

金木犀を眺めながら、
トイレの香りの話しを思い出して、
私は子ども達に本物を体験させられているか
思い返して身を引き締める。

毎年金木犀の香りの季節が巡ってくるたびに
この話しを思い出して、
背筋を伸ばして、
また子ども達と過ごしていく。