先日、このようなイベントに参加させていただきました。
私のキッズキッチンインストラクターの先生である、坂本廣子先生が会長をされている近畿米粉食品普及推進協議会が主催したイベントです。
午前中は「食物アレルギーを考慮した米粉料理」というテーマでの料理教室。
全11品のデモンストレーションと3品の調理実習。
米粉の特性の説明を盛り込んだ内容はものすご~く濃かったです
これ、ぜ~んぶ、小麦粉は一切使わず、米粉で作っているのですよ
ケーキもアメリカンドックもうどんも
午後からは、アレルギーの専門医、伊東節子先生と、坂本廣子先生の講演会でした。
お話はとても内容が濃く興味深かったです。
紹介しきれないので、印象に残った話を一つずつ。
伊東先生は、
「夏は皮膚症状の改善のチャンスです。アレルギーの皮膚症状には汗が大敵なので、一日に4~5回、1.2分でいいので、シャワーで汗を洗い流すと、皮膚症状はかなり改善されます。石鹸は一日1回でいいです。」
とおっしゃっていました。
うちも、息子が卵アレルギーで、いつもどこかが痒そうにしているのですが、この夏は実行してみようと思います。
坂本先生のお話は、いつもいつも感銘を受けるのですが、今日は
「アレルギーのある子の食も、そっくりの形で、ちゃんとした形で子供を守れるように。みんな同じものを食べられるように。そして、子ども自身で、自分を守れる食事を作れるように。その対応が、周りの子どもの教育にもなる。」
というものでした。
私も卵アレルギーっ子の母親です。
息子のアレルギーの対応で、家で除去食を用意していても、外食では行ける店や食べるものも制限され、我慢もしています。
学校でも、除去食には対応して頂いていますが、そっくりなものを代わりに作ってもらう(コピー食といいます)という対応まではなかなか難しく、自分だけ卵が入っていないという状態になります。
せめて、楽しく通う料理教室では、自分も、だて巻きや茶わん蒸しが、作りたい!食べたい!という気持ちをかなえてあげたいし、体験させてあげたいと思います。(実際に、卵なしだて巻き。卵なし茶わん蒸し出来るんですよ)
そして、一緒に料理教室に参加したお友達は、
「○○くんは、なんで別々に作るの」
という質問が出たら、
「○○君は、小麦を食べると体の調子が悪くなっちゃうから、小麦は食べられないんだよ。だから、小麦が入っていないお料理を作っているんだよ。」
と説明すれば、周りのお友達にも、食物アレルギーを知る機会になり、周りの人の配慮が増えることによって、その子を誤食事故の危険から守ることが出来るというお話でした。
これからの時代、食育に携わるなら、食物アレルギーの対応は避けては通れないともおっしゃっていました。
私もそう思います。
子ども料理教室 レアレアは食物アレルギーにも対応いたしますので、食物アレルギーのあるお子様もぜひぜひご参加くださいね
今回のイベントで、卵アレルギーの救世主の食材もゲットしてきましたので、そのお話はまた今度しますね