こんばんは、サードメディスンの軍場です。

今月はインストラクターフォローアップ講座、アドバイザーフォローアップ講座、セラピスト開発合宿と4月らしく新しい事づくめでした。

フランスでのセミナー開催からオリジナルの精油ブレンドの発表と続きましたが、5月以降も良いペースでサードメディスンを展開していけそうです。

 

という事でボチボチペースのブログを更新していきます。

今回参考にしたのは「公開特許公報(A)特開2016-121169 発明名:神経障害性疼痛を治療するための組成物」です。

 

今回紹介するアロマレシピの可能性としては、神経障害性疼痛のケアです。

具体的には神経細胞の伝達を抑制することで神経障害性疼痛を抑制します。

 

ケアに有効な芳香成分

ゲラニオール:パルマローザ、タイム・ゲラニオール、ゼラニウム、シトロネラ・ジャワ、シトロネラ

ゲラニアール:レモングラス、リトセア、レモンバーム

シトロネロール:ローズ、ゼラニウム、シトロネラ・ジャワ、ユーカリ・レモン

シトロネラール:ユーカリ・レモン、シトロネラ・ジャワ

酢酸シトロネリル:ゼラニウム

 

神経障害性疼痛は、末梢神経系・中枢神経系の損傷や病気が原因で、灼熱痛、電撃痛、刺痛、ずきずきする痛みを生じさせます。

 

〈神経障害性疼痛の特徴〉

痛覚敏感:刺激に対する痛覚が非常に強調される

知覚過敏:通常の刺激に対する感度が増大する

異常感覚:損傷を受けていないのに損傷を受けているような不快な異常な感覚

錯覚感:自発的、誘発的に「チクチクする感じ」などの異常な感覚

 

【神経障害性疼痛の症状例】

糖尿病性抹消神経障害、帯状疱疹、ヘルペス後神経痛、三叉神経痛、複合性局所疼痛症候群、幻肢症候群、慢性疾患、外傷、インピンジメント、薬物暴露、有毒化学物質暴露、現在の感染、過去の感染、器官機能障害、血管疾患、代謝性疾患、癌、癌治療、自己免疫疾患、線維筋痛症、HIV、多発性硬化症、灼熱痛、座骨神経痛、手根管

 

in vitro法(試験管)とin vivo法(細胞内反応)の両方を使用した広範囲な研究で、ゼラニウム油1〜10滴の皮膚塗布で、塗布後数分で神経障害性疼痛の痛みがかなり低減することがわかっています。

 

ヒト二重盲検プラセボ管理臨床試験では、神経障害性疼痛のある40人の被験者に、天然ゼラニウム油、合成ゼラニウム油と1つのプラセボを6週間試験します。

11点(0〜10)の数値スケールで治療前と治療してから8時間の疼痛を記録します。

合成ゼラニウム油、天然ゼラニウム油、プラセボの1つを反復可能な方法ですべての被験者にランダムに適用します。

各適用の間に1週間の薬剤の排出期間を設けます。精油の濃度は28%です。

(男性16人、女性24人、年齢71.5±1.5歳、身長171.0±1.8cm、体重80.6±21kg)

 

 

治療に適用する30分前と後の疼痛レベルを比較することによって、即時の疼痛低減効果を評価します。

治療に適用する前は疼痛レベルに統計学的な差はありません。

 

鎮痛効果の要約

合成ゼラニウム油 疼痛低減率 95% 疼痛レベルの平均低減値-2.74    疼痛増加率 3% 疼痛レベルの平均増加値 +3

天然ゼラニウム油 疼痛低減率 85% 疼痛レベルの平均低減値-2.82  疼痛増加率 0% 疼痛レベルの平均増加値  0

プラセボ     疼痛低減率 58% 疼痛レベルの平均低減値-2.13 疼痛増加率 10% 疼痛レベルの平均増加値 +1.5

 

合成ゼラニウム油では患者の95%で統計的に有意な疼痛低減が得られます。

天然ゼラニウム油では患者の85%で統計的に有意な疼痛低減が得られます。

 

合成ゼラニウム油では治療に適用した後、7.5時間、疼痛が低減することが証明されています。

天然ゼラニウム油では治療に適用した後、6.5時間、疼痛が低減することが証明されています。

 

ゲラニオールを使って、神経障害性疼痛患者について更なる試験を実施し、ほぼ即時の鎮痛をもたらすことが分かっている。

この種類の化合物は、神経障害性疼痛の緩解に有益な作用があります。

 

【実施例:症例研究】

77歳の白色人種男性、身長172cm、73kg、BMI24.7。

残留疼痛(ヘルペス後神経痛)に関する試験の4年前に帯状疱疹の病歴がある。

Neurontinを1週間試用したが、さほど効果がなく、この試験の3〜4年前に中止した。

彼は、疼痛以外のことに集中することを困難にする中程度の疼痛を有していた。

彼は、衣類を着用したがらず、ほとんどの時間、不快感があった。

眠ることはできたが、眠るために姿勢を変え続けなければならなかった。

彼は、ペルペス後神経痛を自分に起こった最悪の事だと述べた。

標準的な視覚アナログスケールで測定した時、被験者の疼痛は、ゲラニオールを用いた場合、局所適用後30分の間に78%低減した。

 

 

ゼラニウムに含まれているゲラニオール中心の芳香分子が神経障害性疼痛のケアに効果を発揮しています。特に天然より合成ゼラニウムや抽出されたゲラニオールの方が痛みを抑える効果が高いようですが、実践的には天然ゼラニウム油の方が手に入りやすいです。

 

また、天然ゼラニウム油の場合は副作用の発現率が合成よりも低かった点は注目すべきところです。

ゲラニオールの含有率ではゼラニウムよりパルマザーロの方が多いので、今回はパルマローザを中心としたレシピを考えてみました。

 

「神経細胞の伝達を抑制する痛み止めレシピ」

パルマローザ 20滴

ゼラニウム  10滴

シトロネラ・ジャワ 10滴

キャリアオイル 合計10ml

 

痛む部位に数滴塗布。神経活動に合わせて正午以降に首の辺りに塗布。

 

痛み以外にも、生理学的に望ましくない状態の多くは、神経の興奮と抑制のバランスが崩れた結果であると一般的に認められています。

例えば、不眠、不安、うつ、認知障害、統合失調症、外傷後ストレス疾患(PTSD)、学習、記憶障害などの気分と睡眠の障害は、神経細胞が発火しすぎと考えられています。

また、この過剰な発火は様々な神経症状とも関連付けられ、てんかん、注意欠陥障害、自閉症、トゥーレット症候群、発作、ハンチントン病などがあります。

 

神経の興奮と抑制のバランスの崩れは、筋痙攣、炎症、疼痛などの様々な筋骨格疾患にも関与しています。

神経細胞伝達を抑制することの効果としては鎮痛、麻酔、抗痙攣、抗不安、鎮静、催眠、筋弛緩、降圧、抗うつ、抗精神病などが挙げられらるので、今回のアロマレシピは痛み以外にも広範囲に応用ができると思います。

 

また、神経の興奮と抑制のバランスが崩れやすいタイプかどうか体質をチェックしてから今回のアロマレシピを試すことで、結果が出る可能性が高まると思います。

 

サードメディスンの体質チェックは状態のチェック。

1度だけでなく、定期的にチェックする事で自分の変化や傾向を確認できますので、かかりつけのサードメディスンの有資格者を見つけていただけると、色々とアドバイスを頂けると思います。

 

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