leafmoonです。
なんとか3月中に書き上げてしまいたいので、投稿頻度を頑張ってあげます。
今日は準備編2-1ということで、2次試験の小論文に向けての準備について書きたいと思います。
ちなみに、文学部の2次試験は、小論文と面接で、2日間にわたって行われます。
私が小論文の対策を始めたのは、3年生の10月ごろです。その頃から少しずつ週末ごとに書いていました。指導は、国語の先生にお願いしていました。
小論文は、課題文の要約800字、論文1000字を、2時間で行うというものです。
なかなか絶妙な長さですよね笑
課題文がそこそこ長いので、要約800字となると、自分で解釈しながら書くことが必要になりますし、1000字論文を書くためには、構成をしっかり作らないと間延びしてしまいます。
これは色んな受験ブログでも言われている事ですが、東大の要約は、課題文中の表現を切り貼りするだけでは、合格点の文章は書けません。
全体を俯瞰した上で、自分で内容を解釈し、時には順番を変えて整理しながら書く必要があります。
近年はテーマ要約が多いので、提示されたテーマに沿って、要らない部分を省き、適切な部分にフォーカスしながら書くことが求められています。
論文に関しては、書き始める前にメモを必ず作り、全体の流れを把握する時間を設けてください。
そうしないと、長いので書いているうちに迷子になりますよ笑
具体例なども入れつつ書くのが良いですね。
私はだいたい大きなまとまりをふたつずつ作って、その中に1個ずつ具体例などを入れて説明していました。
結論を先に書くとか終わりに書くとか方法は色々ありますから、自分に合った方法を見つけてくださいね。
オススメとしては、最初の段落で結論を示してしまう方法です。
それと、小論文の問題文には「課題文をふまえて書くように」と書いてあります。そのため、本文に沿って最初から最後まで書かなくてはならないのか、と思いがちだと思いますが、踏まえたよ~って言うことが分かるように最初に触れるだけでも、踏まえたことになります。
残りは自分の考えを書けば良いのです。
そう考えると、そんなに縛りはないですよね。
東大の小論文では、答えが見えづらいと言われます。
実際、一般入試の自由英作文を見ても、そうですよね。明確な正解が見えない。
おそらく、決まった答えなんて無いのだと思います。そして、そこが人文学の楽しいところなんです。
採点する先生方も、どんな答えが出てくるのか、わくわくしながら読むのだと思います。
自分の考えを1本の論としてきちんとまとめ、説得力を持たせることが出来れば、多少突飛な考え方でも大丈夫です。
ひとつしかない正解を見つけ出そうとするのではなく、自分の独自の考えを明確に示すことを大切にしてくださいね。