昨日は雨予報の中、パルシステム生協の「きなり」のカタログで連載させていただいている関連で、茨城県の有機の生産者の取材に❣️
気温も前日より低く、雨予報でカメラマン同行の撮影もあるので、心配しましたが、取材で畑に出ていた時は雨の被害なく!
同行している方のスマホでの天候状況を見たら、私達がいるところは、ポッコリとドーナツの🍩アナの位置のようになっていて、雨の被害に遭わなかったようです。
この度伺ったところの生産者はJAやさと有機栽培部会の生産者で、脱サラしてJAやさとの就農制度を活用して生産者となり、12-3年有機栽培を実践なさっています。
JAやさと有機栽培部会は日本農業省大賞を受賞もしていて、素晴らしい取り組みが認められて良かったです。
平均年齢は40歳くらいとか。24歳から入られて今は27歳になられている方が最年少とか。
鈴木さんの収穫後の里芋をまずは見させていただき、お話を聞きました。
奥にあるのが収穫したての里芋。
泥とか根っことか落としていくと半分になるとか!
泥を手作業で取り、傷んでいるもの、規格に合わないものを外して、サイズ分けして、扇風機で乾燥させます。
里芋を収穫できるまでジャガイモの2倍の時間かかります。
生産者の鈴木さんと!てきぱきと説明してくださり、皆でお話に聞き入っていました。
これは翌年の種芋用に取っているもの
右から2番目が奥様。お料理上手なのがお話していてよくわかり、小松菜のレシピとか里芋のレシピとかお聞きしました。
小松菜は細かく刻んでベーコンと炒め、卵焼きの中に入れてオムレツ風にするのが鈴木家で人気とか。
里芋は醤油と白だしとニンニクに漬けておいて、片栗粉をまぶして揚げるのが美味しいと。
早速、試してみようと思います。
同行者の方々が多く、生産者との対談の間、メモを取ってくださったり、撮影してくださったり、皆さんと和気あいあいで楽しかったです。
ほうれん草
私は野菜を見ると、思わず食べたくなってしまい、毎朝、うちの畑でも「ありがとう、いただきます!」と菜っ葉を食べています。
このほうれん草もとても美味しそうで、見ていたら、「どうぞ」と言ってくださり、食べさせていただきました。
ほうれん草は冬の寒さを越えると甘味が出て、それまた美味しいですが、ほうれん草も小松菜も何とも言えない自然の旨味が凝縮していて、美味しかったです。
小松菜は茎の部分が特に味わいありました。(その後、ランチを食べに行ったのですが、これらの野菜の方がず~っと美味しかったです)
福田さんのニンジンと!
収穫にはあと1ヶ月くらいで、1ヶ月経つと先がずんぐりしてくるそう。
ニンジンは種を撒いて芽が出てちゃんと育つまでハラハラです。
立派に育っていました。
ネギの葉っぱ部分が病気になりやすく、ネギの有機栽培は本当に難しいと言われています。
白い部分を長くするため、土を盛ることを繰り返し、やっと白い部分が多くなってきます。
JAやさとの有機部会のJAの担当者の土師(はじ)さん。
皆さん和気あいあいな素敵な関係だな~というのが伝わってきました。
私は生産者の方々にお会いするたびに、いろいろと教えていただいています。
自然と毎日向き合っていらっしゃる生産者の方々の言葉は説得力あり、心に響きます。
検査の仕事でお会いすると、基準に見合っていることを確認しなければならないので、聞き漏れがないように集中してしまいますが、こうした対談とか検査の仕事外でお会いできると、リラックスしていろいろとお話をお聞きできて、とっても嬉しいです。
パルシステムの公開確認会の講習会では生産者から直接お話できて、素晴らしい機会だと思います。
私も講師でありながら、毎回楽しませていただいています。
昨日はやや肌寒い日でしたが、心はホットに。
帰りもカメラマンの方と同じ方向なので車で送っていただき、共通の知り合いがいたり、食にこだわりのある方だったので、盛り上がって、とても楽しい1日となりました。
こんな楽しいお仕事をさせていただいて、感謝感謝です。