我が家の車のセレナ
息子が車検に持って行ったら、あちこちガタが来ていて直すのに時間とお金がかかると。
タイヤの軸 3万
車両下部のフレーム 8万
ラジエーター漏れ 7万
+α
車検代を入れて40万円
12年以上乗っていて、13万キロ走ってくれてます。
私は一般のアメリカ人的で、車は動かなくなるまで乗るタイプ。
車をしょっちゅう買い換えるのは、資源の無駄でエコでないと思ってしまい、何でも出来るだけ使えるまで大切に使いたいと思っています。
でも流石に40万円はきつい
そこまでかかると思っていなかっただけに、驚いたものの、息子から「どうしますか?車検やめて廃車にしますか?」の質問に即答できず。
同じ40万円でも、マイオットーの顔が死後、栄養剤で腫れ上がってしまって、それを矯正するエンバーミングに40万円と言われても、戸惑いはなく「お願いします!」
娘達家族がアメリカ旅行中にマイオットーが亡くなって、急遽帰国するためのフライト変更代に45万円かかっても戸惑いは全くなかった。
今回、40万円の修理代等を払うことに対して私自身、少し戸惑いがあったと言うことは、息子案の「車を廃車にして、中古でも買い直す」
(今はボックスカーは500〜600万円くらいするらしいから、新車は無理なので、中古車かな)というのが真っ当な考え方だと、思ったからかも。
でも動いているのに「廃車」にする気に、どうしてもなれず
息子に40万円払って車検と修理の選択を指示しました。
農作業をしに仲間と行けるように、前のセレナも今回のセレナも買ってくれた父との思い出。
付き合う前にマイオットーが河津の私の畑に行きたいと言って、このセレナで一緒に行って、農作業初体験だったマイオットーがニューサマーオレンジを一本丸ごときれいに収穫して、セレナに載せて柑橘の香りを楽しみながら叔父宅までドライブした思い出。
この車であちこち旅行や病院や湯治にマイオットーと一緒に行った思い出。
マイオットーが亡くなる前は、車の座席に座るのがきつくて、病院通いや湯治には後部座席を倒して布団を敷いて、寝台車のようにして移動した思い出。
いろいろな思い出が次々とフラッシュバックしてきて、結局、セレナを今手放す気持ちになれませんでした。
いずれ近い将来には、この車を手放さないといけない日が来ると思いますが、今はまだ手元にいてほしいです。
きっとそう心の奥底で思ったから、廃車にする気になれなかったのでしょう。
予定していなかった大金の出費続きで、今回の件は「払わない」という選択の余地があったので悩ましかったですが、お金は天からの回りもの。
食べていければ、生きていければ良し!と考えることにします。
そして、大切な思い出にしばし浸ることにします💕