たまに駅員さんや銀行人さんや店員さんに向かって、横柄な態度を取っている人を見ると、内心「あなた何様!?」と思うことがあります。

昨日も駅で駅員さんに長々と注意している年配の男性を見て、そう思いました。

 

こういう人達は自分で対応できない心の中の不満や怒りを外に向けているのかもしれませんが、その対応相手になった人はたまったもんじゃありません。

 

そばで見ているだけで不愉快だし、そうかと言って間に入るともっとこじれそうだし...。

 

友達の作家の朴慶南さんの話で、車内で荒れている男性に彼女の小説家の友達が抱き着いて「わかった、わかった」と言ったら、その男性が涙をボローっと出して、それ以来、その方の組織で朝の会はその友達の本を読むことになったという話をずっと前に聞いたことがあります。こういうことは稀でしょうが、勇気あった行動だったなと思いました。

 

 

不満や怒りをぶつけられて、悪くもないのに謝ったり優しく対応している方々はそのあと、とっても気分悪いだろうな。余計なストレス。

 

会社や役所やどこでも上下関係はあるけれど、上だから偉っそうにするのではなく、上だからこそ逆に腰が低く下の人たちの面倒見がいい素晴らしい多くの人格者の方々を見てきて、つくづく思うんです。

 

相手の立場を思いやり、自分が取られたい態度を相手にも取りたい。


誰が偉いも何もない。同じ人間。

「本物」こそ偉ぶらない、謙虚で、他者への思いやりを絶えず考えている。


私はラッキーにも素晴らしい多くのお手本となる方々にお会いして、私もそういう方々を見習いたいと思うのです。

 

もちろん「こうした方がよりいい」と相手のことを思って(時には勇気をもって!?)伝えることはとても大切だと思いますが、それも「伝え方」があると思います。

はたから見ていると、伝え方がきつくて残念だな、損だな〜と思うことがあります。

 

会う人々に優しく明るく接して、良い気を振りまきたいですね。

 

そう思った昨日でした。