こんな小さな我が庭の畑で農作業をしていて辛いことがあります。
BLOF栽培をしているからか、虫や病気の被害は普通より圧倒的に少ないのは有難い。
だから、土壌分析結果に則ってミネラルを適量施肥するようにして太陽熱養生処理も頑張れちゃいます。
それでも虫が来ます。
ミツバは昨年と一昨年キアゲハの幼虫に全部食べられ、今年は栽培を諦めました。
なぜか人気のダイダイの木にいたイモムシは、キンカンやカボスに分散させてもらって、人気のダイダイに集中するのを避けて対応。柑橘系の木の皆さん、ごめんなさいでした。
今年はウリハムシが2匹優雅に飛んでいたのを見かけてしまいました。
ウリハムシはウリ科の植物の葉や茎や根を食害し、植物自体を弱めたり収量を減らすため厄介なムシ。我が家はキュウリやスイカがあるし。
でもこれも殺せないんですよね。ネギを植えるといいと書いてあったので、試してみようと思います。
虫があまりにひどい時は「ごめんなさい!」をして、その後「天国に行きますように!」と手を合わせます。でも後味悪い思いあり。
そしてなぜか蝶のイモムシはどうしてもバイバイできないんです
こんなことをしていたら農家なんて、やってられません。
農家は暑い中、寒い中、雨の中、構わず作物を育て、それぞれの作物の病害虫対応をし、尚且つ美味しいものにするための工夫をし、台風とかの被害なく収穫できたら、出荷して、売れてやっと収入が入ります。
温暖化で、例年同じ管理方法が通じるわけわけでなく、その都度、臨機応変に対応出来る頭脳と行動力と元気さが必要。
その上、人間を含む害獣の対応。
検査で伺う度に、生産者の方々への尊敬度が増すばかりです。
私の年齢で、叔父は漁師の見習いになりましたが、私は今から農家の見習いはきついな。農家も迷惑だろうし、出来て草取りや収穫くらいだろうし。
だから今世では憧れの農家になるのは諦めて、来世に託すことにします。