国産の牛乳が廃棄されています。
それも廃棄分の量が海外からの輸入加工乳製品と量と同じ。
牛を処分したら補助金が出るから酪農家は乳牛の処分を勧められているとか!?
なぜ日本の酪農家をサポートして、日本で生産する牛乳を飲んではいけないのか!?
海外との関わりも重要ですが、自国で供給できるようにしておかねば、海外からの供給がストップしたときはアウト。
その状況を想定しないのか、しようとしないのか、どうにかなると思っているのか...。
そもそも畜産のエサ(飼料)の殆どは輸入に頼っている現状。
今から国内で牧草や飼料用トウモロコシ等を栽培するにも種自体が輸入に頼り、輸入元の主産地の北米は不作、肥料価格高騰、船賃上昇で値上がりは続くのみ。入手できても高くて畜産物の値段も高くなる。
野菜に関しても、家庭菜園をしている方は種の袋を見て、産地を見て、ほとんどが海外産ということをわかっていると思います。
実に90%以上の種が海外で生産されたもの。
それを考えると、物流がストップして種が入らなくなったら、野菜の自給率は8%になるとか。
せっかく生産者が苦労して農薬や化学肥料を使わずに有機的栽培をしていても、種を入手できなくなったらお話にならない。
鶏卵の国産自給率は高くて97%といえど、これもエサの殆どが輸入に頼っています。
海外からのエサの供給がなくなると自給率は12%となるとか。
種鶏も輸入だからヒナが生産されないと鶏卵も食べれないことに。
なんでこうも海外に食料を依存してしまったのか!?
食料がないと生きていけないのに。
もし世界的な戦争および核戦争等で物流が完全に停止したら、日本では2年で7200万人が餓死するとアメリカが試算したらしい。
(東大大学院 鈴木教授による)
餓死はしたくないな。。。
個人レベルとして出来ることは...問題意識を持って対応すること。
家庭菜園の実施(できれば固定種や在来種を探して使って)
体力保持
せめて数週間はすごせるような食料保管。
ネガティブな未来を考えたくはないけれど、何かあった時に慌てないように、危機管理意識はある程度持っていたいもの。
自己防衛のため、家族のため。
そして、矛盾に聞こえるかもしれませんが、悲観的になりすぎず、蘇った明るい日本をイメージし続けたい。