今回の抗がん剤治療で、抗がん剤投与前は、あんなに元気だったマイオットーが食欲がなくなり、体重が減り、元気なくなり、熱が出やすくなり…で、そばにいる私としては、ハラハラ続き。

知人の医師らのアドバイスに支えられているからどうにか持っている感じ。


でも私が心配してもどうなるわけでもなく、私が気が滅入って病気になったら、何も出来なくなって,家族への負担が増えて、それこそ大変。

そういうプレッシャーがあり、気がいつも張っているかな。


だから、「心配しない」「気にかけない」よう努めることにすることを新たなチャレンジとしました。


このチャレンジがなかなか大変。


私は、つい「大丈夫?」とマイオットーに聞いてしまうし、マイオットーは大体「大丈夫だよ」と答えるのだけれど、眉間にシワを寄せながら言われると、『辛いんだろうな』と思ってしまい心配してしまう私。


まあ、いつもヘラヘラしている私と違って、マイオットーは普通でも真面目な顔をしていることをつい忘れてしまうのですが(^_^;)


「あまり心配しない」

という一見冷たく見える行為も、病気と長く付き合っていくためには本当に重要なことだと思いました。


一見クールに見える医師や弁護士が、「冷たい」人なのではなく、冷静さを保っておかないと、客観的で正しい判断が出来なくなるから、「感情移入しない」という自己鍛錬が出来ているのだなと思えるようになりました。


もちろん、冷静さを保ちながら、クライアントに(アメリカでは今はpatient よりclientというらしい)優しく接せられるのがベストですが。

その俳優レベルを私も目指したいもの。


それにしても、私の離婚案件を扱ってくれた弁護士が「僕は全然あなたに同情していませんから」、「涙は禁物です。法廷でも涙は出さないこと!」と初めに言われた時は、何て冷たい弁護士だろうと思ったのですが、本当にハートある素晴らしい弁護士で、私達母娘を気にかけてくださっていたということが、後々しみじみわかり、「同情してませんから」とは、ご自分に言い聞かせていたんだなと後で思いました。

私にはクールに聞き取りをしつつも、娘達には常に優しかったな。


その弁護士とは今では仲良い友達関係で、「僕のそれまで扱った案件の中でも本当にハードな案件だった。よく耐えて乗り越えたね」と言われ、彼の心からのサポートと冷静さがあったからこそ、耐えて乗り越えられたのだと感謝の気持ちで一杯です。


私は

「心配してませんから」口笛

「心配しませんから」口笛


でも心では100%サポートして祈りを続けますよ💕


今日から私はレベルの高い女優を目指しますウインク


なんて