昨日今日と、それはそれは貴重な時間を友達宅で過ごさせていただきました。

 

私が仕事以外で一人旅というのは何年ぶりか!

それも一人の友達に会いに行くのが目的という旅。

 

でも自分の「会ってお話しをお聞きしたい!」という直感に従って、思い切って伺って本当によかったと思います。

 

これも受け入れてくださったお友達ご家族のおかげ。

私の気持ちを分かってくれた私の家族のおかげ。

 

一人でいろいろと考えたり、ネットでガンのことを調査するより、経験者の意見、言葉を聞くのが一番説得力がある。

「経験に勝るものはない」とは、まさに!

 

今回図々しく伺ったのは、ブログを通じて仲良くなったMさん。

 

ご自身は4年前に大腸ガン、腎臓ガン、子宮ガン、卵巣ガンがわかり、病院では珍しい3科同時手術。

3科は、下部消化器外科、婦人科、泌尿器科

大腸をまず取り、子宮と卵巣、腎臓1つを摘出。

 

2年前に肝臓に7つのガンが出来、あまりにバラバラで、体力的にもきついかもということで、手術は断念。

 

デトックス機能のある腎臓も1個摘出しているので、通常は抗ガン剤は投与しないのだけれど、Mさんは,「大丈夫です!」と抗ガン剤治療を希望。

2年間、抗ガン剤治療をしてガンが消滅している状態らしい。

 

抗ガン剤は健康な細胞もダメにしてしまうから避けたいもの!とMさんも以前は思っていたけれど、ご家族のガン治療に付き合って、「出来ることは,何でもしよう!」というスタンスになったらしい。

 

Mさんは、ご主人がスキルス性胃ガンで、妹さんも胃ガンで、お2人を看取った後、ご自身もお母様もガンに罹患していることが発覚。

 

ご主人の時は、手のつけられない状態で、名医と言われる医師の方々を皆さんが紹介してくださって、いろいろな先生や病院にいらしたり、妹さんの時は、6カ所穴を開ける手術をして、免疫活性化血管内療法(9回)を含め風水や漢方薬や良いと言われるものを実践。

お母様は高齢のため、ガン治療に耐えられるかわからないので何もせず。

 

そうかと思えば,リンパガンのステージ4の知人がリンパガンが完全に治って、15年くらい経ってから食道ガンになり、手術できずホスピス行きになったのに、2年経っても生きていて、元気なので帰宅を命じられて帰宅したそう。

 

「何がいいのか、わかりませんわー」とMさん。

「どんなに有名でお金がある方でも治癒できない場合もあるわけですから」

 

でも、ご自身がガンになって、家族がガンになった時より、ずっと気が楽と。

 

「皆を看取ったし、何も期待しないし、何も誰も責めないし、『こうしたら良かっただろうか』とか、『〜がいけなかったんだろうか?』とか一切思いません。」

 

「結局は、運命かな。寿命かなと思いますねん」

 

「ガンはもともと自分の細胞だから、抗ガン剤で良い細胞や菌も殺してしまうと言いますが、細胞はまた元気になってくれると思うんです。私の場合、2番目にきつい抗ガン剤と言われましたが、抗ガン剤は効果あったと思います。」

 

「ガンによって、多くを学ばさせてもらったし、

生かされていることを大切に有り難く毎日生きようと思いますねん。」

 

「妹の時に、大好きなハーゲンダッツを食べさせてあげなかったのが心残りです。最後に食べさせてやろうと思っても食べれなくて。

食べれる時に食べたい物を食べたらええと思うんです。」

 

食べ物も最初はストイックにしていたものの、今は小麦粉と砂糖はできるだけ避けるも、他はあまりこだわらないで楽しんで食べているのだけど、ストイックにしていた時と血液検査結果は変わらないと。

 

ガンになって、体重は以前より少し減ったけれど、体力を付けるためにスイミングレッスンを受け始めてから体重が6キロ増えたと。(筋肉が付いた⁉︎)

 

同居していた認知症のお母様の介護も終わり、自分の時間が増え、ピアノレッスンも開始。

毎朝,近くの道路の落ち葉掃除もなさっています。

 

今の私のハートに響く多くのメッセージをMさんからいただきました。

 

Mさんは、すこぶるポジティブ,前向きで明るくて元気。

Mさんはいつもニコニコで、それもとても自然なスマイル。

一緒にいると、Mさんがガンだなんて全く思いません。

 

 

神経質にならず、天に委ねて、ポジティブで明るく、時間を大切に、自分の出来ること、したいことをする

 

Mさんと時間を一緒にすごして、ガンを制してガンと仲良く共生している秘訣は、これだな!と思いました。

 

Mさん、ありがとうございました😊💕