先々週の金曜日=3か月の膵臓ガンの定期検診の血液検査で肝機能関連の数値が基準の10倍以上(ASTが通常13~30のところ318、ALTが通常10~42のところ303、ALP-1Fが通常38~113のところ223、γーGTが13~64のところ434等)。CTスキャンでは問題は見えず。腫瘍マーカーの数値も前回より下がっていた。様子を見るため次週の金曜日に再診指示あり。

 

先週の金曜日=エコーと血液検査を実施。血液検査で更に数値が上がっていて基準値の20倍以上。エコーで胆管が詰まっているように見え、胆嚢に腫瘍がある可能性あり。その腫瘍が肝臓と接しているために肝臓に滲出している可能性もあるかもしれない。その腫瘍がガンであった場合、胆嚢と肝臓の一部を摘出の可能性あり。翌日、消化器内科での受診の指示あり。

 

土曜日=血液検査で更に数値が基準値の30倍以上(ASTが通常13~30のところ455、ALTが通常10~42のところ638、ALP-1Fが通常38~113のところ626、γーGTが13~64のところ1099、更に総ピリルビンと直接ピリルビンが2.5倍以上)、緊急検査入院の指示あり。

 

日曜日=検査入院

 

月曜日=精密検査(MRIとCT)

MRIで膵臓に2cmほどの腫瘍があり、それが胆管を圧迫して胆汁が流れなくなり、胆汁が胆嚢に逆流して胆嚢が膨れていたのではないかとの見解。

 

火曜日=内視鏡でレントゲン撮影をして病変の診断の実施(内視鏡的逆行性膵胆管造影)。膵頭部に2cmの腫瘍を確認。

 

水曜日=胆管に泥が詰まっている状態になっているため、内視鏡的乳頭括約筋切開術によって、鬱滞した胆汁を胆管から排出。その後、胆管にステントを入れて膵臓の腫瘍に胆管が圧迫されないようにして、胆汁が流れるように処置。膵臓にある腫瘍の組織を採取。悪性か良性かの診断は2週間かかる。

 

マイオットーは月曜日の夜から木曜日の3日間断食。

 

明日は重湯やおかゆから始まって、食べることによって内臓に影響がないかどうかの確認をして退院。

 

その間、腫瘍組織がどういう性質か確認して、その結果、対処法を医師達が判断して、対応。

 

定期健診で肝機能の数値が上がったのは驚いたものの、腫瘍マーカーの数値が下がっていたのでまずはガンの再発の問題はないと思っていたところ、胆嚢ガンと肝臓ガンの疑い。ガ~ン。

 

胆嚢ガンと肝臓ガンの疑いは晴れたものの、今度は半分切り取って残っている膵臓の頭部に2cmの腫瘍があることがわかり、予想もしていなかったのでショック。

 

でも、考えてみれば、定期健診の時に数値が高く出てくれたから、精密検査となって、膵臓の腫瘍を見つけられたわけなので(CT検査でもわからなかったわけだし)、症状が出て手遅れになる前にわかって本当にラッキー。

 

マイオットーは守られているなと思いました。

 

検査入院が無事終わったら、膵臓腫瘍の組織検査の結果が出るまでしばしの休養。

そして医師達が話し合って治療法を検討してくださることになるのでしょう。

 

2年半前に人間ドックでKing of cancerと言われている「膵臓ガン」とわかった時は本当にショックだったけれど、早めに対応できたから今があるわけで、早めにわからせてもらえたことに感謝。

 

マイオットーも私もsecond chanceをもらえたと感謝し、今回も大切にすごしていきたいと思います。