マイオットーが,消化器内科の問診票を書いていて、


「今,『余命告知』希望の有無も書くんだね〜」



本当だ!びっくり


2年半前に人間ドックで膵臓ガンの疑いを言われて、消化器内科に受診した時には書式になかったような⁉︎


「余命」


「余命3ヶ月」と言われた1ヶ月後にお亡くなりになった友達のお父様


「余命1年」と言われて、抗がん剤治療を受けながら、1年間日本全国で行きたかったレストランにご家族と行って食べたかった物を食べて、ピッタリ1年で亡くなった友達


「余命3週間」と言われて、1週間で銀行や諸々の手続きをして遺書も書いて、残りの日々を家族と友達と会って9ヶ月すごして、好きだったゴルフも亡くなる前までして旅立った友達


「『余命3ヶ月』と15年前に言われたんです」とおっしゃっていた増富温泉でお会いした女性(案外、増富温泉でお会いする方々には,そういう方が多いです)


「末期ガンで『余命3ヶ月』と17年前に言われて、『3ヶ月あるから.したかったことを最期にしたい!』と思って、女房の理解も得て、仕事を辞めて、田舎の古民家を借りて、庭で野菜を栽培して、蕎麦を打って生活していたら生き延びててねー。『寿命』がまだあったんでしょう。『まだ君には、すべきことがあるよ』と言われた感じです。人はガンで死ぬのではなくて、『寿命』で死ぬんですよ。事故死も、寿命であらかじめ決まっていたのではないかと思います。」

そう語ってくださった、奥様と蕎麦屋さんを営んでいるご主人の言葉はインパクトがありました。


「余命」告知されても、いろいろなパターンがあるなと。


マイオットーの問診票から、いろいろと考えてしまいました。


「余命告知」をされるのは怖くてつらいことですが、予想もしない事故死や心筋梗塞などで,急に家人がお亡くなりになったご家族のショックと悲しみは想像を絶するものでしょう。


その時に、この世での「死」「お別れ」は本人があらかじめ決めてきたかどうかは定かじゃないけれど、「寿命」と考えると、少し受け入れやすいかなと思いました。