昨日、小野崎麹店さんのことを私の拙著の

オーガニック検査員 水野葉子の「家族と食べたい!」食品選び (東洋経済新報社)



で読んでいて、他のページも読み返して、よく書けているなーと自分で感動てへぺろ


この本のタイトルは鹿児島の鎮國寺の村井和尚様が付けて下さりました。


和尚様が原稿を読んでくださり,つけてくださったタイトルに、内心、「長いタイトルだなー。水野葉子はタイトルにいらないのでは?」と思ったのですが、和尚様が、「この本は長年に渡って読まれる内容の本です。オーガニック検査員であるあなたが書いたというのが重要なのです」とおっしゃってくださり、出版社の担当の方々も快諾してくださった経緯があります。


この本を書いていた時に東日本大震災がおこり、私自身、ショックを受け落ち込みました。

「放射性物質の影響の不安が大きい時に、人々はオーガニックとか食品選びとか考える心の余裕なんてないのではないだろうか」と、途中で書く気力が失せてしまい、結局、書き上げるのに9ヶ月もかかりました。


出版社の方々の励ましとサポートあって書き上げられた本です。出版に関わってくださった方々に改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。


今から読み直しても,私の食品選びのスタンスは変わっていないし、内容的に有機のこと、検査のこと、食選びのこととか、本当に詳細によく書いているなと。(自画自賛ですみません!てへぺろ)


有機畜産物に有機と表示する際は認証が必須になったとかの変化はあるけれど、基本は変わってません。


今この本を書くエネルギーはないなー、この時に頑張って書いておいて良かったなーと思います。


もし機会があれば、読んでいただけて、参考にしていただけたら有り難いです。