今日の講習会も良かったです!

勉強になりました。

 

「ソルダム」は英語ではplum と呼ばれて売っていましたが、スモモの品種の一つで人気のある品種。

実は「ソルダム」はニホンスモモとセイヨウスモモの交配種とか。中が真っ赤で、上品な香りで甘酸っぱくて好きでよく買っていましたが、まさかニホンスモモと掛け合わされていたものとは!

親近感わきますよね!(^^♪

 

 

桃の生産者の方々の生の声、説得力ありました。

やはり何でも従事なさっていらっしゃる方々のお言葉が説得力あり。

 

今日の生産者スピーカーの「ももっこファーム」の生産者の方々は桃やブドウや梨を特別栽培(その地域で使用している農薬と化学肥料の両方とも半減以下の栽培)で栽培なさっていらっしゃるので、草刈りの徹底から、日々の巡回で病害虫を早めに見つけて対応と大変です。

 

果樹は木なので、一度ダメにしてしまうと壊滅的。

4-5年は待たないといけません。

そこが野菜栽培と違うところ。

 

今日は、消費者組合員の方々のいろいろな質問に答えてくださったのですが、巨峰などは種のある方が味も香りも全く違って美味しいそう。

でも食べづらいので植物性ホルモンのジベレリン処理をして、種なしにするのが主流になってきたり、気候の変動で、生育が早まって、種あり気候ではなくなって、今では種ありを作るのが逆に難しくなっているとか。

 

獣害は、特に山に近い畑が被害に遭いやすい。

シカ、イノシシ、熊、鳥(特にカラスがつっつくのは困ると)など。

作物の被害だけだとまだいいけれど、熊などは人が襲われる可能性があるので危ない

 

遊休農地は病害虫獣に大きく影響。遊休農地を整備して新種栽培を試したりして病害虫獣の問題対応している。

 

果物の盗難は近隣で、5000個一気に盗られた事件があったが、何十人かの外国人がやってきて、組織的な盗難だったよう。

でも警察もよく巡回してくれ、皆で「盗難警戒中」という札を車に付けて巡回している効果あってか、最近では問題ないとのこと。

 

畑には昔はチッ素(特に動物由来の厩肥など)を入れ過ぎていて、今では入れてなくてもまだ残っているのでチッ素は殆ど施肥していない。

 

桃農家にとって、7月と8月は年間で一番忙しい時。

朝3時45分から作業していて、「苦しいな~、大変だな~」と生産者同士でよく話しているけれど、「収穫が終わってしまうと寂しくなるから、忙しい渦中は、充実しているし、一番楽しい時でもあるかな」とも話しているとのこと。

 

「美味しい」と消費者に言ってもらえるのが一番の喜び。

 

袋掛けや収穫など両手を挙げたまま作業することが多いので、多くの生産者の「肩の筋が切れている」とのこと。

「肩の筋が切れる」のは職業病かと。

 

「肩の筋が切れる」なんて、初めて聞いたのですが、大分つらそうです(>_<)

 

いろいろとお話をお聞きでき、これからは、もっとゆっくり味わいながらスモモや桃やブドウをいただこうと思います。