美智子皇太后陛下にとって大切な絵本であったことを先日読んだ「倭詩」で知り、「でんでんむしのかなしみ」を孫達のために買いました。
いつも孫達に絵本を買って渡す前に私が読むのですが、絵本から学ぶこと多し。
この本はシンプルだけれど、大変だと思う時、自分だけじゃないよ!とリマインドしてくれる本。
美智子さまの子ども時代の読書に関するお言葉
「子ども時代の読書は、ある時には私に根っこを与え、ある時には翼をくれました。この根っこと翼は、私が外に、内に、橋をかけ、自分の世界を少しずつ広げて育っていくときに、大きな助けとなってくれました」(「倭詩」より)
娘達も子ども達に毎晩数冊絵本の読み聞かせをしていますが、大切なことだなとつくづく思います。
私も娘達に読み聞かせをしていたのですが自分のためにもなっていたことも多かったです。読みながら、作者が伝えようとした奥深い意味がわかったり。
さて、この「でんでんむしのかなしみ」の作者は、なんと「ごんぎつね」そして「手袋を買いに」も書いた新美南吉氏でした!
この2冊は娘達に小さい時に読んであげて、読む度にせつなくなるものの、娘達に沢山読んだ絵本の中でもインパクトに残る絵本でした。
はてさて小さい孫達はこの絵本を娘達に読んでもらって、どう捉えるかな?
孫達に渡す前に、マイハハの朝食テーブルに新聞と朝食と共に置いてみました。
マイハハはこのところハッピーモードではなく、ネガティヴな面に目がいく傾向が強いので、マイハハに読んでもらいたい本。
はてさて、マイハハはこの本を手にして読むでしょうか?
『絵本なんて、子どもが読むもので私なんぞが読むものじゃないわ!間違って私のところに置かないで』と、テーブルの隅においやるか…
【美智子さまの人生に深くかかわった作品】と本の帯に書かれてあるので、
皇室好きで好奇心が強く、私に着た手紙や書類にも目を通すマイハハは、
『どれどれ軽く読んでみようかしらね』と読むか⁉︎
今日はまだお休み中のマイハハ。
起きてからの本の対応が楽しみです