今日のNHKのあさイチで、里子里親の特集をしていました。
以前も書きましたが、アメリカの私の多くの友達は里親として1〜数ヶ月子どもを預かってケアしたり、孤児を養子にしたりしていました。
友達のドロシーは3人お子さんがいるにもかかわらず、1人韓国から孤児を養子にしました。
「子どもをもう1人くらい養えるからと」
自分の子どもに恵まれなかった友達は躊躇なく養子縁組を。
「血が繋がっていようが、いまいが関係ない。ご縁があって出会えたのは同じこと」と言った友達の言葉にハッとさせられました。
そう言う意識の人たちがアメリカには多い気がします。
そして日本では、「病気の遺伝とかあるし、素性がわからない子を養子にするなんて、リスクが高い」と考える人たちが特に年配者に多いような気がします。
確かに遺伝的なことはあるかもしれないけれど、自分の子達だって同じように育てているつもりでも性格は違います。
里子をしていた友達が話していたことは、
重要なのは、小さいうちに「自分は愛される価値がある」と思うこと。そのためには短期間であっても家族として自分の子同様に扱って、愛してあげること。
小さい時の愛された経験は子どもの将来に大きく影響すると思う。だから、自分にできることをしたい。
里親制度のことをこの友達夫婦によって知ったのは40年前。
話を聞いて感動して、私も出来るなら里親になって、1人でも多くの子のケアをしたい!ハグしてあげたい!と思ったもの。
結局、いろいろと問題があって、叶わず。
養護施設や里親制度に寄付をするとかしかできていません。
ですが、今日の番組を見て、日本でも里親制度に関わっていらっしゃる方々がいらっしゃることに感銘を受けました。
血が通ってなくたって、一人っ子の私にとって友達はご縁のある大切な存在。
それと同時に里親里子や養子縁組をした親子は、やはりご縁があるからこそ出会った特別な存在だと思うのです。
いろいろと成長過程でチャレンジあるでしょうが、実の親子でも同じ。
そして、人生のチャレンジは自己の成長のために必要な過程だと思います。
まあ、今は私はマイハハとのチャレンジが私に与えられている育自過程だと考えていますが、
ネグレクトされている子ども達に私なりに何かできることはないか、という40年前から持ち続けている気持ちは持ち続けたいと思います。