母は昨日はホームのデイサービス。
母は日頃、「ホームのお食事はよく考えられていて、美味しいのよ」と言っているのに、昨日は「とってもまずかった」と。
献立を見ると
「野菜ちゃんぽん風うどん、メンチカツ、黄桃缶」
マイオットー「僕の大好きなメニューだけどな」
マイオットーと話していて、母の好きな物のまとめ
1.刺身・アイスクリーム
2.餃子・フルーツ
3.うなぎ
4.やわらかい肉(すきやき肉かヒレステーキ)
マイオットー「ママの好きな物がわかっているんだから、毎日ママに刺身とか好きなものを食べさせてあげたら?」
それは残されたり、「嫌い!」クレームを言われるストレスなく、楽ではある。
でも、本人が好きなものばかりを食べさせてあげたら、ホームで出された物や他の物が「まずい」となってしまうのは問題。
思わずツナ缶を製造している会社の方の話を思い出してしまった。
その会社で、ツナ缶で一番良いツナを使っているのは高級なネコ用のツナ缶とのこと。
ネコの味覚は人間より鋭く、一旦美味しい物を与えると、その味を覚えて、同じものが出てくるまで2-3日は食べなくても平気。
そうなると、飼い主の方が音を上げて、ネコが食べる高級なツナ缶を与えるようになって、固定客として定期的に買ってくれるようになる。
人間はツナ缶の差はあまりわからないから安い方を選んだりする。
味のわかるネコに固定客になってもらった方が売り上げは確実。
その話を聞いた後、ネコ用の高級ツナ缶を思わず買って帰った。
味はついていないけれど、ツナはしっかりしていて美味しかったのを覚えている。
アメリカで、台湾の友達が「私はネコちゃんマークの缶詰が美味しくて好き!」と言って、「それって、キャットフードじゃない!?」と皆で笑ったことがあったけれど、彼女は舌が肥えていたのかもしれない。
母はネコは大嫌いだけれど、思わず高級志向のネコちゃんと母がかぶってしまった(^-^;🐈