デイサービスに行かない日は、食べて、私がいると話して、読書して、テレビ観ながら昼寝して〜の繰り返しの母。
87歳の時に動けなくなって救急車で運ばれて病院に長期入院する前は、毎日車で買い物に出かけていた母。
今はおかげ様で元気になったものの、あれだけ出かけるのが好きだったのに、散歩や買い物に誘っても行かず。
90歳だし、仕方ないかな。
一時は命が危なかったのに、ここまでリカバーしたことが奇跡的で有難いのだから、美味しい物を食べさせてあげて、余生をゆっくりさせてあげようかな。
そう思いつつも…
毎日、食べて、寝て、話して…ですごして、変化なく、何となく命が尽きるのを待っている感じで、側で見ている私も虚しく、つらい。
でも、自らしたいことも特にない様子。
父は今の母と同じ年齢の頃、講演に出かけ、週に2-3日は遠方に行き、1日1万歩は歩くようにし、家では友人知人からの依頼で油絵を描いたり、庭の草取りをしたり、株の動きも絶えず気にして、「ゆったりのんびりする」ことは滅多にありませんでした。
「東京オリンピックを観に行きたい!」と言っていたな。
「ひ孫の結婚式に出たいけどちょっと無理かな?行けるかな?」とも。
常に前向き、活動的。
でも母は、今まで、家族のために、父のために尽くしてきて、自分のためにゆっくり時間を割くことに慣れていないのかも😞
私がいろいろとプロジェクトを考えるも本人が乗り気にならないとどうしようもない。
そこでこの着物リメイクの本を見つけ、ダメ元で母のために購入。
母は裁縫や繕い物が上手なので、母が着る気はないけれど、絶対手放したくない着物をリメイクして、母の着物で私のドレスを作ってくれないか、お願いしてみました。
母は同意してくれ、早速着物ドレス作りに着手! やったー!
着物リメイク プロジェクトは…
☆母の着物を捨てたりあげたりすることなく活用
☆私が望んでいることへの対応(母の「役にたちたい気持ち」が充足)
母の気持ちにあった提案だから受け入れてくれたみたいです。
そして毎日少しずつ時間をかけて、ツーピースが完成しました!
ステキでしょ⁉︎
私の喜ぶ言葉、家族皆の「すごいねー!」「ステキ❣️」の絶賛の言葉シャワーで、母もとっても嬉しそう。
次のドレスかパンツも縫ってくれるそうです
母、デザインを研究中
アレっ⁉︎ 寝息が…(^_^;)
90歳だものね。
お疲れ様!
そして、ありがとう❣️