畑の土はいただいたりして全て新しく導入したものだけど、庭の土は昔の土のままのところが多い。


そして庭を掘り起こすと、毎回沢山石や諸々の物が出てくる。

 

昨日もこれだけ


実家を建て直す際、もちろん建っている実家を壊さねばならず、実家の中の物を娘達と何日もかけて1つずつチェックして整理。

電化製品はそれぞれ適切に処分の手続きをし、本はブックオフに20箱分送り、あげるもの、保管するものを整理して箱に入れて自宅に運び、処分するものは処分した。
 
今から考えるだけでも、ぞっとするし、よくやったなと。

娘達が一緒に手伝ってくれたおかげでできたこと!
娘達には同じ経験をさせたくないと整理しながら何度思ったことか!(でも整理できてない(-_-;)動けるうちにせねば!)
 
家を倒す際、昔は家の中に物があるままガシャンと倒壊できたらしいが、今はリサイクル法で、家の中の物を出さないと家を倒壊することはできない。
 
そして電化製品、家具、ガラス、板、石等、全て分別。
 
実家の家の中の家具を除いて80%くらいのものは区分処理したつもりだけれど、残りは専門業者の方にお任せできるとのことでお任せした。
 
その専門業者の方が雇った先の倒壊専門業者が、なんと、倒壊したものの一部を土に埋めてしまったのです。(頼んだ専門業者の方もそんなこととは知らず唖然)
 
作業が終わった際は更地になってきれいになっているように見えたので、まさか穴を掘って一部埋めていたとは思わず。
 
建築業者の人たちが建築に取り掛かって掘り起こしてビックリ。私達もビックリ。
ゴミを処分しないと建築に取りかかれず、まずはゴミを掘り出し、処分することからスタート。

庭も庭担当の業者さんが大分取り除いてくださったものの、庭にはまだまだいろいろと出てくる。
 
友達が土地を買って、家を建てた時、更地の下にやはり沢山コンクリや石があって、土地を販売した業者に処分してもらったという話を聞いたことがあり、そんなひどいことがあるんだと思っていたら、まさか自分も同じ経験をすることになるとは!
 
我が家の庭から今出てくるものは石やコンクリや昔の家の一部や屋根や食器の一部等。
 
昨日は父のベルトのバックルが出てきた。
 
石やコンクリが出てくると、あーあと思うけれど、父と母が家を建てた時、もともとこの土地は畑だったので、土から出てくるものは全て親の家の物ということになる。
 
出てくるものは知らない人のものではなく、親の家の一部がこの土地に埋まっていると思うと、なんかほっとする。
 
だから土を掘って何かが出てくると思わず、何かなと見てしまう。
 
最初フォークやコンクリの塊とか出てきた時は、家を建ててもらえるのだろうかと不安になったけれど、家が無事に建って早一年。

今は60年以上実家にあった物が土の中にあると思うと、家が新しくなっても昔の家の物達もまだいてくれている感じで嬉しい。
 
そう思いながら昨日も庭仕事。